幼児の段階で英語を教える時に効果的な方法

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最近では、赤ちゃんのうちから、英語に触れられる環境を家庭で作ってもらっていたり、インターナショナル幼稚園や英語学校に通っていたりして、小学校に上がる頃には、すでに英検を取得しているお子さんも増えてきているようです。

学費や通学時間などを考慮すると、インター幼稚園は考えていないけれど、「習う前から、子どもに劣等感を感じて欲しくない…。」と思うのが親心。少し工夫して、日常に英語を取り入れ、子どもが自信を持って英語を学べる準備を始めてみませんか?

今回は、「我が子に、柔軟に音を吸収できる幼児のうちから、英語に親しませてあげたい」と考えていらしゃっしゃる親御さんに向けて、「英語の音声に順応できる力」を重視した英語との向き合い方を、いくつかご紹介してまいりたいと思います。

家庭を中心に英語環境を作る場合と、英語教育を行っている外部の機関を利用する場合に分けてご紹介します。

1.家庭で英語を教える場合に効果的な方法

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家庭は英語を最も手軽に始められる方法です。お母さんがよく吟味した教材(プラス手作り教材など)・もしくは、幼児英語教育の専門家のアドバイスを受けて選んだ教材などを使用して、親子で英語学習に取り組みます。

音に慣れることを目的とし、CDやDVDなどの音声素材を活用する

アルク・いずみ書房・ベネッセ (WKE:ワールドワイドキッズ) などから、コンパクトにこれらがまとまった教材が出ています。こういった教材を購入し、親子で一緒に歌ったり、フレーズや会話の真似をして進めていくのが基本になるかと思います。

内容は、リスニングを主とするものから、アウトプットのためにおもちゃなどを使ったアクティビティが用意されているものまで、様々です。毎日、決まった時間に、英語に触れる習慣をつけていきます。

■ポイント1
日本語と英語の混ざった教材は、英語を英語のまま身に染み込ませていくことを妨げてしまいます。英語の時間は、英語だけを聞けるものを選びましょう。■ポイント2
YoutubeやPodcastも使いこなせれば良い教材になりえますが、(少なくとも一緒にいる大人が)意味が取れ、必要ならば、英語で簡単な質問や指示を出せるレベルであることが望ましいです。さらに、Podcastの場合は映像もありませんので、話の光景が目に浮かばないで聞き流しになってしまう心配も…。幼い子供にとって、意味のわからないものを長く集中して聞くことは難しいものです。

■ポイント3
ネイティブ向けのものは、同じ英語でもイギリス英語だったり、アメリカ英語だったりと、日常レベルの単語や発音が、かなり異なります。できるだけ日本人向けに作られたフラットな英語教材を選びましょう。

子どもの興味に合わせて、CD付きの絵本を一緒に読む

一つのものに関連づける情報は、多ければ多いほど、記憶に残りやすくなります。

耳からだけでなく、耳と目・耳と目と口、のように多くの感覚を同時に使って、できる限り自然な言葉の発達を促していきます。イメージとしては、本の中の場面を、自分も実際に体験しているような感覚を持つ感じです。

”Goodnight Moon”/”Draw Me a Star”などのリズムの良い絵本のほか、多読用の絵本などを多聴多読用教材として、少しずつ進めていくのがおすすめです。多読用教材には、ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)やCTP他、色々なものが出ています。

■ポイント
ある一つの種類の多読教材を進めていて、ステージが上がった時に、急に子どもが難しく感じてしまう場合があります。多読絵本は、レベルごとに、カラーバンドが分かれている場合が多いですので、このような時は、違うシリーズから、以前と同じカラーバンドのレベルの本を選び、読みこなして自信をつけてから、改めてステージを上げましょう。急ぐ必要はありません。

2.英会話学校・教室等

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様々な教室がありますが、幼児や児童心理をベースに、”子ども英語”に特化して教えられる先生がいることが、大前提です。

せっかく習いに行くのですから、先生や友達と、効果的なコミュニケーションが取れる環境であるか、本人が、意欲的にレッスンに参加できる内容かなど、詳細に体験して決めましょう。

家庭英語では補いにくい、英語を使った色々なイベントや発表会などがあることも、子どもにとっては魅力的な一面ですね。また、教室に通うことは、ペースメーカとしての役割も果たしてくれます。

お友達の存在も、英語を続けていく良い刺激になるでしょう。

■ポイント
先生と親御さんが緊密に連絡が取れて、我が子のクラスでの様子、成長がわかるかどうかは、見逃せないポイントです。どういうことにつまづいていて、どうフォローしたらいいのか、先生と相談しながら、励ましたり自宅学習を手伝ったりしていきましょう。■ポイント
授業自体は、どこもそんなに長いものではなく、日々の学習の継続こそが、一番重要です。日常学習への丁寧なアドバイスが受けられるか・教材や絵本などを貸し出してもらえるかなども、視野に入れて選びましょう。

まとめ

赤ちゃんから6歳ごろまでの子どもたちにとって、モチベーションとなるのが、「自分自身が心から楽しみ、興味を持って取り組めるか」どうかです。まだ、勉強的な要素を急いで取り入れずに、ゆっくりと導入していってください。また、年齢が小さければ小さいほど、それぞれの子どもの性格や言語発達の仕方などについては、とても個人差が大きいものです。一人一人の子どもの個性や成長をよく観察しながら、柔軟に必要な環境を用意していきましょう。

Aya

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上智大学を在学中にダブルスクールでロンドン大学に留学。卒業後は教育のインストラクターとして出版社に勤務し、現在は英語教育のプランやレッスンの提供するサービスを準備する傍ら、各種メディアにて英語教育に関する記事を執筆している。自らも娘を英語ネイティブのバイリンガルとして家庭で教育中。

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