在住経験者が語る!ニューヨークに対する2つの誤解!

ニューヨークの街並み

ニューヨークは本や映画で取り上げられることも多く、色々な人が色々な取り上げ方をするものですから、多くの誤解を持たれている都市でもあります。その中でも「治安が悪い」「飲食店のレベルは低い」という2つの大きな誤解があります。

しかし、私がニューヨークで生活してみて分かったことは、どちらも間違っているということです。今回はその2つの誤解についてお話ししてみたいと思います。

誤解その1)治安が悪い

アメリカの警察

確かに世界一安全な東京都比べると劣るかもしれませんが、ニューヨークは思っている以上に安全な街です。

NYでも油断するとすぐにスリや強盗にあうということはないですし、拳銃を持った人がウロウロしている町でもありません。繁華街なら、夜女性が一人で歩いていても怖くありません。なぜなら・・・

警察官の数が桁違いに多い!

NYに「交番」はありません。けれど、どこに行っても必ずパトロール中のおまわりさんが視界に入ってきます。歩いていたり、パトカーで巡回していたり、NY名物の騎馬警官にも良く会います。とにかくウジャウジャいるのです。

どの位いるのか、ちょっと調べてみました。

  • 東京都(面積2,188㎢)― 約46,700人
  • NY(面積789㎢)— 約37,800人

(出典:ウィキペディア)

1㎢あたりにすると東京が21.3人なのに対し、NYは47.9人!倍以上です。

NYの治安が良くなったのは90年代後半に警察官、特に巡査の数を大幅に増員し、防犯対策を強化して以来だと言われています。このおかげで犯罪率は低下し、観光客にとっても安全な町になったというわけです。

地下鉄が24時間営業!

東京でもやって欲しい・・・と常々考えている地下鉄の終日運転。NYでは治安が悪かった時代でも地下鉄はいつでも乗れるのが当たり前でした。特に治安が改善してからは、新車両が導入されて乗り心地が良くなったこともあり、夜遅い時間に乗る人も増えているようです。

また地下鉄の駅にも安全のための配慮がされています。監視カメラが複数配置されているのはもちろんのこと、プラットフォーム上に「安全エリア」と書かれている一角を持つ駅もあります。これはそこに立っていれば改札口の駅員や常駐の警察官の目が届くという場所です。

さすがに夜中の2時に一人で移動、となれば地下鉄よりもタクシーをオススメしますが、想像するよりもNYの地下鉄は意外と安全なのです。

誤解その2)飲食店のレベルが低い

ニューヨークの食事

ハンバーガー、ホットドック、ピザ、ドーナツなど、アメリカといえば健康に良くないファストフードを思い浮かべる人も多いと思います。ファストフードが中心で、グルメを楽しむようなところではなく、飲食店のレベルが低いというイメージがあるようです。

けれど、ニューヨークについては飲食店のレベルは決して低くはありません。

なぜなら、「人種のるつぼ」といわれるNYは、世界中からあらゆる国の人たちが集まって来る場所。それは決して観光や出張で来る人たちだけではなく、移民も多いということです。

移民が多ければ、様々な国の料理が食べられるレストランもそれに合わせて増えて行きます。そして、レストランを利用する人たちだけでなく、料理を提供する側の人たちも移民である場合がほとんどです。ですから、どんな地方料理のレストランに入っても、本格的な「本場の味」が楽しめます。

そもそもNYの住人は味にうるさい人たちです。味が今イチだったり、評判の悪いレストランはすぐにそっぽを向かれます。ですからNYに店を構えていられるということは、それだけで一定水準を満たしているということでもあるのです。

特に移民の数が多い中・南米の国々や、レストランを生業とする移民が多いギリシャ、中華街までしっかりある中国などはレストランの数も多く、味もハイレベル。もちろん和食も、国内に引けを取らないおいしさのレストランに出会えますよ!

まとめ

90年代前半くらいまではチェーン店などあまり見かけなかったNYでも、最近では日本でもおなじみのチェーン・ストアが幅を利かせるようになりました。こうした町の風景の変化を「都市の画一化だ」と嘆く昔からの住人もいますが、それでもNYは刺激あふれるエキサイティングな町です。

皆さんがもしNYに行くことがあれば、ぜひ地下鉄に乗って、そこら中にいるおまわりさんに道をたずねながら、おいしいものや楽しいことを探しにお出かけください!

佐々木希世

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高校からの10年をアメリカで過ごし帰国。外資系コンサルティング会社や大学院勤務を経て、コミュニケーション設計のプロフェッショナルとして独立。職場における関係者間の意思疎通をスムーズに行うことで生産性を上げる方法などを、著書やワークショップを通じて提供している。フリーライターとしてもビジネス書からママ向けオンライン・マガジンへの寄稿など、幅広い分野で執筆活動を行っている。

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