ビジネスでよく使う英語の慣用句・イディオム15選(例文つき)

イディオムとは日本語で言うところの慣用句、成句のこと。いくつかの言葉の組合わせが、あるまとまった意味をあらわす言葉です。ことわざとの違いが分かりにくいですが、ことわざとは格言や教訓の意味を含み名詞として扱われ、慣用句は日常の行動などを面白おかしく表現する定型句といった分類のようです(Wikipediaより)。

今回は特にビジネスの場面でよく使うイディオムをご紹介したいと思います。

1. Diamond in the rough

ダイヤモンドの原石を言い表すこのイディオムは、日本語のニュアンスと同じく「磨けば光る」アイデアやビジネスの種を指したい時に使います。また、

She is a diamond in the rough. With marketing skills she’d be perfect.

(彼女は磨けば光る人材です。マーケティングのスキルがあれば完璧)

などと、人に対しても使います。

2. Get down to business

日本語で言うところの「本題に入りましょう」という意味のイディオムです。たとえば会議の冒頭などで:

OK, is everyone here? Let’s start the meeting and get down to business.

(オッケー、みんな揃いましたか?ではミーティングを始めて本題に入りましょう)

などと使います。

3. Long shot

「実現の可能性の低い試み」といった意味のイディオムです。たとえば:

It’s a long shot to win this project, but it is worth trying.

(このプロジェクトを勝ち取るのは難しいですが、やってみる価値はあります)

4. By the book

「規則に従って」「型通りに」という意味です。法律の遵守を指すこともありますし、企業のポリシー、または慣例を指すこともあります。

Since this is a project for a city hall, it is important that we do everything strictly by the book.

(市役所のプロジェクトであることを踏まえると、全てを厳格に法制に則って行うことが重要です)

5. Ballpark figure

起源は私も全く分からないのですが、「大体の数字・概算」という意味のイディオムです。たとえばこんな風に使います:

I know you don’t have an exact number for the budget, but give me a ballpark figure.

(予算について正確な額を持っていないのは知っていますが、大体の数字を教えてください)

また、Ballpark numberと言う場合もあります。

6. Speak of the devil

英語版「噂をすれば影」です。日本語と全く同じように使います。

Oops, speak of the devil, here comes your boss!

(おっと、噂をすれば影であなたのボスが来たわよ!)

7. Read between the lines

「行間を読む」または「空気を読む」という意味のイディオムです。欧米のオフィスでも、こういう状況はあります。

To Bob, meetings with Japanese executives were difficult, because he often had to read between the lines to fully understand.

(ボブにとって日本人エグゼクティブとの会議は難しいものでした。なぜなら完全に理解するためにはしばしば行間を読まなければならなかったからです)

8. Up in the air

未決、または未解決になっている状態を指すイディオムです。保留というような意味でも使います。

We did decided to host an event, but we don’t know the venue and other details yet. Everything is still up in the air.

(確かにイベントの開催は決まりましたが、場所などの詳細はまだ分かりません。全ては未決定です)

9. Back to square one

「振り出しに戻る」という意味のイディオムです。仕事ではあまり使いたくないフレーズですね・・・。

We fixed the radiator, but that did not solve the problem. So we are back to square one.

(ラジエーターを修理しましたが問題は解決しませんでした。私たちはまた振り出しに戻ってしまいました)

10. Once in a blue moon

「めったにない」「ごくまれに」という意味のフレーズです。たとえば:

The chairman of the company comes to the office, but only once in a blue moon.
(会長もオフィスにいらっしゃいます、ごくたまにではありますが)

11. 24/7 (twenty four seven)

数字だけの表記で不思議に思われたかもしれませんね。これ、実は「年中無休」ということです。(1日)24時間(週)7日、ということですね。

That copy shop on the corner is open 24/7.

(あの角にあるコピー店は年中無休です)

12. Go the extra mile

「要求された以上の頑張りで事に当たる」「よりいっそうの努力をする」というような意味のイディオムです。

Our goal is to always deliver 100% satisfaction to our customers. We go the extra mile to achieve this.

(私たちの目標は常に100%の満足をお客様にお届けすることです。そのためによりいっそうの努力をしています)

13. No strings attached

「無条件・無制約の」「ひもつきでない」ということを指すイディオムです。

The manufacturer will let us try their product for a month with no strings attached. If we don’t like it, we can simply return it without any payment.

(製造業者は無条件で本製品を1ヶ月間試用させてくれるそうです。気に入らなければ支払いが発生することなく返却できます)

ちなみに男女関係でこのフレーズを使うと、「体だけの関係」という意味になってしまいますので、ご注意を!

14. Piece of cake

これも語源が何にあるのか知らないのですが、「簡単」や「楽勝」といった意味のイディオムです。

That task was a piece of cake! It only took me an hour to finish.

(あの仕事は楽勝だったよ。終わるのに30分しかかからなかった)


イディオムの前には“a”をつけるのを忘れずに!
(ちなみにPiece”s” of cakeとは言いません・・・)

15. Call it a day

「仕事を切り上げる」という意味のイディオムです。お疲れ様でした!

It’s getting late and everyone looks tired. How about we call it a day?

(遅くなって来ているし、みんな疲れているようです。この辺で切り上げませんか?)

終わりに

直訳してしまうと全く意味をなさないのに、特定の単語が組み合わさることで全く違う意味を持つフレーズに変身するのは面白いですよね。

英語にイディオムは多く、ここにご紹介したのもごくごく一部に過ぎません。ご興味を持たれた方は、ぜひ他のイディオムも調べて使ってみて下さい!

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佐々木希世

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高校からの10年をアメリカで過ごし帰国。外資系コンサルティング会社や大学院勤務を経て、コミュニケーション設計のプロフェッショナルとして独立。職場における関係者間の意思疎通をスムーズに行うことで生産性を上げる方法などを、著書やワークショップを通じて提供している。フリーライターとしてもビジネス書からママ向けオンライン・マガジンへの寄稿など、幅広い分野で執筆活動を行っている。

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