センター試験の英語で8割以上を目指す!効果的な勉強法を英語講師が伝授

「どうしてもセンター英語で8割を達成したい!」

国立大学の受験生だけでなく、私大でセンター利用をする人にとっても「センターで8割」は1つの目標ですよね。8割を越えれば、MARCHレベルのセンター利用も合格圏内に入ってきます。今回は、センター英語で160点以上を取るのに必要なスキルと、効果的な勉強法をご紹介していきます!

センター英語の試験内容と8割達成に必要なスキル

8割を達成するためには、まず敵を知ること!センター英語の問題構成と、8割を達成するために必要なスキルについて見ていきましょう。

センター英語の問題構成

センター試験の英語の問題構成は、以下のような感じです。

大問1:発音・アクセント
大問2:文法・語法・語句整序・応答文完成
大問3:対話文完成・不要文選択・発言の趣旨
大問4:図表問題
大問5:長文読解(物語)
大問6:長文読解(論説文)

傾向のマイナーチェンジはあるものの、大問1~2で単語・語法・文法について問われ、大問3以降で会話文や図表を含む長文読解の力が問われている流れは、長年変わっていません。

センター英語で8割達成するために必要なスキル

センター英語は、難しい英語の知識を問う試験ではありません。高校3年生までの範囲を把握していれば解ける問題ばかりです。それなのに高得点を取るのが容易ではない理由は、読まなければならない英文の多さにあります。

近年、センター英語の総語数は4000語を越えており、長文読解問題では800語を超える英文を読んで回答しなければなりません。レベルとしては難しくはないけれども、試験時間80分以内に解かなければいけないため、素早く正解を見つけるための速読力や瞬発力が必要なのです。そのスキルを身に付けるための勉強法を、次の項目からご紹介していきます!

文法・語法・語句対策の勉強法【センター大問1・2】

大問1・2で問われる文法・語法・語句の知識はそれほどレベルの高いものではなく、8割を目指す受験生ならば知っておいてほしいものばかり。また、大問1・2は知識問題なので、考えて答えが出てくるタイプの問題ではありません。よって、スピーディーに解いて高得点を目指す必要がある大問なのです。

(1)発音・アクセントは単語暗記と一緒に覚えよう!

大問1の発音・アクセントについては、配点も少ないため、最小の労力で対策をする必要があります。最もおすすめなのは、単語を暗記するのと同時に発音・アクセントも覚えることです。

また、発音・アクセント問題で出題される単語には、カタカナ英語がよく出題されるなどの傾向があります。例えば、hamburger「ハンバーガー」という単語は、日本語と英語のアクセントに違いがありますよね。カタカナ英語の発音・アクセントは、注意深く確認しておきましょう。

(2)文法・語法はコツコツと!1冊の問題集を何周もしよう

大問2を攻略するためには、『Nextstage』や『スクランブル英文法・語法』といったような受験用英文法を網羅した良質な問題集を1冊用意して、何周も演習するのがおすすめ。この1冊がすべて頭の中に入っていれば、センター英語の大問2は満点が取れるはずです!

その他の文法問題演習としてはセンター英語の過去問だけでOK。いろんな問題集に手を出してしまうと、どれも中途半端になりがち。1冊を完全理解する方が、効率が良いのです。知識が定着していれば、問題を見て瞬時に正解を選べるようになります。

ちなみにセンター英語190点オーバーだった私は、『Nextstage』を5周演習+過去問25年分を演習しました。5周してもNextstageを完璧に頭に入れることはできず、200点満点は取れなかったんですが……。8割を達成したいなら、これぐらいの心意気が必要ですよ!

対話文・長文読解対策の勉強法【センター大問3~6】

大問3以降では、会話文や図表、物語、論説文など、長文を読んで情報を整理し、解答を選ぶ問題が出題されます。しかも語数が多く、大問5や6では700~800語の長文を短時間で読まなければなりません。ここで最も大切なのは、速読力と情報を整理する力です!

(1)とにかく長文を多読!自分に合ったレベルの長文から始めよう

センター英語で8割を取りたいなら、最終的には700語レベルの長文をスラスラ読めるようにならなければなりません。でも「700語なんて、今の時点では読めない……」という人もいることでしょう。この場合、最初から無理に700語を読むよりも、語数の少ない長文から慣れていった方が効率的です。

語数や難易度に分かれた長文問題集を使って、自分に合ったレベルの長文読解から始めましょう。東進ブックスの『英語長文レベル別問題集』や河合塾の『やっておきたい英語長文』シリーズがおすすめです。700語レベルが苦しくなくなったら、あとはひたすらセンター英語の過去問を演習しましょう!

(2)スラッシュリーディングを身に付けよう!

短時間で長文を読んで回答しなければならないので、なるべく長文を読み返すことなく問題に答えていくのがベストです。設問を読んでから長文を読むのはもちろんですが、なるべく早く英文を理解できるようになるために、スラッシュリーディングの習得も必須でしょう。

スラッシュリーディングとは、英文を前から順番に理解していく読み方のことです。この読み方をするためには、英単語や文法の基礎力が必要ですから、基礎力が足りない人は単語や文法の習得にも力を入れましょう。スラッシュリーディングのやり方は、コチラの記事でくわしく書いています。

>>英語の速読が苦手。どうすれば速く読めるようになりますか?

英語を英語のまま理解する!音読で英語脳を身に付けよう

センター英語で時間内に高得点を取るためには、頭の中でいちいち和訳せずに、英語を英語のまま理解するという境地に達する必要があります。……そんなの無理だって思いましたか?いえいえ、大丈夫です。なぜなら、高校時代はいちいち和訳して理解していた私も、受験勉強を経て英語を英語のまま理解する脳を手に入れたからです。

英語のまま理解する脳を育てるためには、音読が効果的。私が実践していた音読方法をまとめます。

  1. 最近解いた長文の中から、苦手な長文を一題選ぶ
  2. あらかじめスラッシュを引いておき、音読しやすいようにしておく
  3. 毎日1回以上、その長文を音読する
  4. 声に出しながら、和訳を頭の中で思い浮かべる

音読と同時に頭の中で和訳するのがポイントです。選んだ長文は、音読と同時に和訳がスラスラ思いつくようになるまで、繰り返して使用します。私はこれを毎朝半年以上続けた結果、いつしか和訳しなくても英語のまま理解できる英語脳を手にいれました。ぜひ実践して、あなたも英語脳を手に入れてください!

まとめ

センター英語で時間内に多くの正答を選び、8割以上を達成するためには、英文をスピーディーに読むことと、自分の持つ英語知識を活かしてすぐに正答を見つけることが重要。今回ご紹介した勉強方法を実践してセンター英語を攻略し、志望校の合格を手に入れましょう!

岡本美希

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『自分らしく、楽しく生きる』をテーマに、TOEIC講師・フリーライターとして活動中です。留学経験なし&独学にてTOEICスコア900オーバーを達成!その経験を活かして、英語関連のコラムを多数メディアに寄稿しております。早稲田大学卒業/文房具メーカー勤務経験あり/趣味は旅行・一眼レフ/TOEICレッスンも開講しております。

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