【総まとめ】大学受験で英語を得意科目にするための学習法

英語を受験する高校生

大学受験において、避けては通れない英語。理系・文系に関わらず、受験科目として必須となっている大学がほとんどです。そんな英語が得意科目になれば、志望校合格も見えてきますよね!今回は、英語で高得点をとって志望校に合格するための勉強法をまとめてご紹介します。

1.必要な英語力は大学によって違う!志望校の英語試験を分析しよう

受験本番までの時間は限られているので、すべての英語問題を得意にするというのはなかなか難しいでしょう。志望大学の試験で出る問題に対応した英語力を磨くことが、合格への近道となります。

例えばセンター試験と私立大学の試験は内容が異なりますし、もし英検やGTEC CBTなどの外部検定利用をする場合も、まったく対策が異なります。自分が受ける試験で合格点を取るために必要なスキルを分析していきます。

分析をするために、過去問題集を手に入れましょう。センター試験の過去問は4月頃に、国公立や私大の過去問は夏以降に順次発売するようです。前年の過去問なら古本屋などで入手できますから、志望校が決まった段階でなるべく早く購入し、自分が身に付けるべき英語スキルを明確にしましょう。

「分析って、どうやってやればいいんだろう……」という人は、以下の4つの項目を参考にしてみてくださいね!

(1)難易度は?ジャンルは?覚えるべき単語を分析する

覚えるべき単語の難易度や数は、大学のレベルによって異なります。また、大学によっては学部のジャンルにあった英語長文を出題してくることもあります。例えば文学部なら物語的な英文を、理系の学部なら科学に関する英文を、といった具合です。出題される英文の難易度やジャンルをあらかじめ知っておけば、志望校に合わせて単語の学習計画を立てることができます。

(2)どんな文法力が必要なのかは、試験内容によって違う

文法に関しても、レベルや出題方法によって、勉強方法が変わってきます。例えばセンター試験英語の大問2Aのような「穴埋め問題」であれば、熟語や語法をたくさん覚えて、それをいかに素早く解答できるかという知識量が問われます。

一方で難関大学によくあるような「単語並び替え(整序)問題」や「文法の正誤を問う問題」が出題される場合は、暗記ではなく正確な文法理解が求められます。特に正誤問題を攻略するには、かなり深い文法知識が必要です。暗記ではなく「なぜそうなるのか」を解説できるレベルまで文法力を上げていく必要があります。

(3)出題される長さや量によって、必要な長文読解スキルも異なる

センター試験のように長文量が多く時間内に読み切るのが難しいような試験の場合、正確に速読するスキルが必要です。長文に使われている文法や単語力はそれほど難易度は高くないのですが、それらをスピーディに理解しなければなりません。

一方で、上位大学によくあるような難解な長文を深く理解する力が要求される場合もあります。この場合は、読む速度よりも、単語・文法・構文レベルの高さが問われるので、難解な文章としっかり向き合い、最後まであきらめずに読解する力を育てる必要があります。

(4)リスニング・ライティング・スピーキングは必要?

受験する大学や外部検定によっては、リスニング、ライティング、スピーキングが必要な場合もあります。これらのスキルはリーディングに必要な英語力とはまったく異なるので、それぞれ早い段階から対策しておく必要があります。

まずは自分の志望大学の問題傾向を知って、「合格するためにはどんな英語力を身に付ける必要があるのか?」を考えるところから始めましょう!

2.自分のレベルを分析し、それに合った勉強計画を立てよう

受験英語の勉強計画

志望校に合格するために必要な英語力がわかったら、次は「今の自分の英語力」を分析しましょう。英語は、短期間で目標のレベルに到達するのが難しい教科です。例えば覚えている英単語が少ないのに、急に長文問題が解けるようになるなんてことは絶対にありません。今の自分のレベルにあった学習法を実践し、一歩ずつ進むイメージでレベルアップしていきましょう。

英語を得意科目にするためには、以下の3ステップで知識を身につけていく必要があります。

ステップ1:単語・文法の知識
ステップ2:構文の理解
ステップ3:長文読解

それぞれのステップの勉強法について、くわしくご紹介していきます。

(1)自分のレベルに合った単語学習計画

センター試験の英語が200点満点中100点以下の場合、まずは『英単語ターゲット1200』のような高校一般レベルの単語帳で単語の基礎力をつけましょう。センター試験から中堅私大レベルなら『英単語ターゲット1400』を、国立2次試験や難関私大レベルなら『英単語ターゲット1900』を使いましょう。

志望校が難関私大だったとしても、現状でセンター英語100点以下なら、まずは『英単語ターゲット1200』から覚えた方が良いです。基礎をおろそかにすると、効率的に英語力アップができなくなり、志望校合格が遠ざかってしまいます……。遠回りに感じるかもしれませんが、まずは基礎固めからやっていきましょう!

ちなみにターゲットシリーズはアプリもあるので、スマホで単語テストをすることができます。

>>英単語アプリ「ターゲットの友」│旺文社

ターゲットシリーズ以外だと、『データベース』などが有名です。自分が見やすいと思う&持ち運びやすい単語帳を選びましょう!

(2)自分のレベルに合った文法学習計画

文法に関しては、まず一冊「総合文法書」を持っておきましょう。『総合英語Forest』や『INSPIRE総合英語』が有名です。総合文法書には、大学受験に必要な英文法のすべてが載っています。問題集や過去問を演習する中でわからないことが出てきたら、総合文法書を読んでノートにまとめるような復習をすると良いでしょう。

もうひとつ必ず用意してほしいのが、大学受験頻出の英文法や語法が網羅された文法問題集です。『Next Stage』や『スクランブル英文法・語法』を使う人が多いと思います。かなり分厚い問題集ですが、受験当日まで何周もして、すべてを頭に入れましょう。センター試験はもちろん、私大、国公立2次試験でも役立つはずです。

上記2冊は全受験生に必須の参考書&問題集ですが、その他に使用する問題集は、自分のレベルに合ったものを選びましょう。東進ブックスの『英文法レベル別問題集』は、高校受験レベルから難関大学レベルまで6段階に分けた問題集があるので、使いやすいです。「志望校が難関大学だから、難関編をやろう!」という形で選ぶのではなく、あくまで現在の自分のレベルに合ったものを選びましょう!

他にも、大学受験スーパーゼミ『全解説入試頻出英語標準問題1100』や『全解説実力判定英文法ファイナル問題集』も使いやすいです。書店で「自分が解けるレベルかどうか」という目線で中身を確認して購入しましょう。

(3)自分のレベルに合った構文学習計画

総合文法書の内容を一通り学習し終えたら、英語構文の勉強に入っていきます。実際「文法を終えたら長文読解!」と構文を飛ばしてしまう人も多いのですが、特に中堅・難関大学を志望する場合、文法の問題演習だけでは網羅できていない英語構文もあるので、一冊構文の問題集を演習しておいた方が良いでしょう。

構文の問題集でオススメなのは、駿台受験シリーズの『英語構文詳解』や大学受験スーパーゼミ徹底攻略シリーズの『基礎英文解釈の技術100』などです。レベルごとにいくつか出ているので、自分のレベルに合ったものを選びましょう。

(4)自分のレベルに合った長文学習計画

構文までの土台が整ったら、長文読解の問題演習に入っていきます。最初から長い長文を読み始めてしまうと、「長文が苦手」と思ってしまいがち……。まずは短くて読みやすい長文からチャレンジしていきましょう。現在の自分のレベルに合わせて選ぶ必要があるので、レベル別に出ている以下の問題集がオススメです。

英語長文ハイパートレーニング(桐原書店):超基礎編センターレベル編難関編

やっておきたい英語長文(河合塾):英語長文300英語長文500英語長文700英語長文1000

英語長文レベル別問題集(東進ブックス):1超基礎編2基礎編3標準編4中級編5上級編6難関編

3.英語で高得点を取るための勉強方法2つのポイント

テストの様子

(1)復習が命!問題演習よりも復習に時間をかけよう

「英語、勉強しているのに全然伸びなくて……」という人にありがちなのが、問題集はたくさん演習しているのに、復習はサラっとすませているパターンです。英語は、どれだけ問題を解いても、復習しなければ伸びません。演習時間の倍以上は復習する時間をとりましょう!

また、復習も「問題集の解答解説を読む」だけでは不十分。文法や構文ならば、「なぜ間違えたのか」を明確にして、自分に足りていない知識をノートにまとめたり、総合文法書で復習したりする必要があります。長文読解ならば、「なぜ間違えたのか」はもちろん「どの文が読めていないのか」も把握しましょう。また長文内のわからない単語や熟語は、その場で復習して覚えます。

復習で目指すのは、次に解いたら満点をとれるという状況です。答えを暗記するのではなく、根本的に理解できるまで復習しましょう!

(2)毎日続けられる仕組みをつくる

英語は継続が大事なので、なるべく頻繁に英語学習の時間を確保したいところです。特に単語暗記は、1回につき10分程度でもいいので、毎日やりましょう!そのためにも、毎日続けられる仕組みをつくるのがオススメ。例えば、以下のような方法があります。

  • 寝る前&起きた後に、すぐに単語学習をする(毎日の行動とセットにする)
  • 通学の電車の中では、必ず単語学習をする(電車に乗る時など、場所とセットにする)

問題演習のように机に向かってガッツリやらなければいけない勉強もありますが、単語の暗記やテスト、リスニングなどは、移動時間でもできます。最初は意識的に取り組まなければなりませんが、「やるのが当たり前」と思えるようになれば習慣化できます。

また、英語を得意科目にするために最も気をつけたいのが「英語、やっぱり難しくて苦手だ……」と感じないような勉強法を実践することです。自分のレベルに合ってない問題集や参考書を使ってしまうと、「解けないし、わからないし、楽しくない」となってしまいます。自分のレベルに合ったものや、演習していて苦じゃないものを選ぶようにしましょう。

まとめ

受験で英語を得意科目にするために重要なのは、志望校に必要なスキルを重点的に学習することと、自分のレベルに合った問題集を選ぶことです。英語は短期間で伸ばすのが難しい科目なので、なるべく早い段階で過去問を分析し、学習計画を立てましょう!受験生のみなさんが、志望校の合格を勝ち取れるよう、祈っています!

英会話を始めるならオンライン英会話。

オンライン英会話はスマホ一つで簡単に始めることができる英会話教室です。外国人講師のマンツーマンレッスンだから上達も早いのが特徴です。

オンライン英会話の中でも講師の質が高いレアジョブ英会話がおすすめです。

»レアジョブ英会話の無料体験はこちら

ビジネス英語ならビジネス特化型のビズメイツがおすすめです。

»Bizmates(ビズメイツ)の無料体験レッスンを試してみる

岡本美希

記事一覧

『自分らしく、楽しく生きる』をテーマに、TOEIC講師・フリーライターとして活動中です。留学経験なし&独学にてTOEICスコア900オーバーを達成!その経験を活かして、英語関連のコラムを多数メディアに寄稿しております。早稲田大学卒業/文房具メーカー勤務経験あり/趣味は旅行・一眼レフ/TOEICレッスンも開講しております。

関連記事

  1. 受験英語 英語講師が厳選!大学受験英語のオススメ参考書&問題集11選【ステ…
  2. 受験英語 センター試験の英語で8割以上を目指す!効果的な勉強法を英語講師が…
PAGE TOP