英会話は独学でも学べる?お勧めの本や教材・アプリなどを一挙紹介!

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英会話をできるようになったほうがいいと思いながら、なかなか勉強が進まず困っていませんか?

英会話力を伸ばすには、表現を学びながら実際に会話の中で使うことが定着への近道です。

しかし、

「実際に会話できると言っても英会話スクールは高額だし・・・」

「オンライン英会話は安いけど、講師と相性がよくなかった」

という声が多いのも事実。

英会話スクールやオンライン英会話が苦手な人は、いっそのこと独学で勉強してしまいましょう。

英会話の独学は難しいと感じるかもしれません。

でも、ポイントを押さえれば英会話スクールやオンライン英会話以上のスキルアップが可能なのです。

「英会話独学のポイントって何?」

「独学におすすめの教材は?」

そんな疑問にお答えするのが今回の記事!

英会話上達の5つのポイントとおすすめ教材、教材の使い方などを解説していきます。

 

<目次>

英会話上達法のポイントは独学でも実践できる!5つのポイント

英会話の上達にはポイントがあります。

それは独学でも独学じゃなくても同じ。

上達のポイントさえ分かれば、英会話スクールや通信講座を受講しなくても英会話のスキルアップは可能なのです。

独学を始める前に、まずは英会話上達に必要な5つのポイントを押さえておきましょう。

ポイント1: 英会話上達に必要な知識とスキルを知ろう

英会話を上達させるための最初のポイントは、基本となる知識とスキルが何なのかを知ることです。

基本となる知識とは、ボキャブラリーと英文法。

基本のスキルは、リスニングとスピーキングです。

特に、スピーキングの前のリスニング強化が重要になります。

英会話の上達に必要な基本の知識とスキルは、どれか1つを切り離して学んでも意味はありません。

単語を知らなければ文法学習は非効率的ですし、文法が分からなければリスニングで戸惑ってしまいます。

リスニングができなければスピーキングもできません。

きちんとしたアウトプット(スピーキング)ができるようになるには、しっかりとしたインプット(ボキャブラリー・文法・リスニング)が必要なのです。

「早くしゃべりたいから」といきなりスピーキング練習から始めるのは実は遠回り。

まずは中学英語レベルの英単語・フレーズ・文法を学習しつつ、英語の音に耳を慣らしていきましょう。

ポイント2:英会話独学のメリットとデメリットを知る

2つめのポイントは、独学のメリットとデメリットを理解しておくことです。

独学のメリットは、お金をかけずに自分に合った方法で、マイペースに学習できること。

独学のデメリットは、自己管理ができないと挫折しやすいこと。

そして、誰も聞いていないからと発音練習をさぼると、英会話スキルがなかなか鍛えられないことです。

英会話スクールであれば、講師が管理してくれるでしょう。

独学では、講師がやってくれる仕事を自分でやらなければなりません。

英会話の独学で結果を出したいなら、無理のない学習スケジュールを立て、選り好みせず学習を続けていきましょう。

ポイント3:英会話学習の中心は音読とシャドーイング

英会話上達に必要な知識やスキルを強化しつつ、無理なく学習を進めるのに最適な学習法は、音読とシャドーイング。

書き取りやテキストの黙読ではなく、音読とシャドーイングを中心として学習することが、3つめのポイントです。

今まで英単語の書き取り練習をやってきた人には耳の痛い話ですが、英単語のスペルを書いて覚えても英会話は上達しません。

会話に必要な発音を体に覚えさせるのが難しいからです。

音読の魅力は、単語の意味を覚えるだけでなく、英語の発音練習をしたり文中での使われ方を覚えたりできること。

初心者は英単語集などの短い例文の音読10回から始めると負担が少ないでしょう。

音読でスラスラ読めるようになったら、シャドーイングを始めます。

シャドーイングとは、英語の音を聴いて追いかけるように真似して発音していくトレーニング。

音を聴いて自分の口で再現することによって、リスニングとスピーキングを同時に鍛えられるというメリットがあります。

音読とシャドーイングをさぼらずに繰り返すことが、英会話上達の3つめにして最大のポイントです。

ポイント4:自分のレベルに合った教材・勉強方法が最も効率的

4つめのポイントは、自分に合ったレベルの教材や学習法で勉強すること。

簡単すぎるとできることを繰り返しているだけで上達しませんし、難しすぎると挫折しやすいからです。

独学は自分に合わせて学習内容や方法を選べるというメリットがあります。

しかし、そこに甘えて簡単すぎる内容ばかり勉強したり、背伸びしすぎて難しい内容ばかり勉強しようとしたりすると、なかなか結果が出ません。

教材を選ぶ際は「5〜8割は分かる」レベルを選ぶのが鉄則。

無理せず甘えず、少しずつレベルアップしていく学習法こそが、最も効率のよい学習法です。

ポイント5:勉強スケジュールの立て方を知ろう

5つめのポイントは、勉強スケジュールの立て方を知ることです。

勉強スケジュールを立てる場合、まずは学習内容を決めます。

初心者は英単語の意味・音の暗記と基本の文法の習得を優先。

中学英文法が分かっている人なら、リスニングと単語を一緒に学習しつつ高校英文法を学ぶのがおすすめです。

次に、勉強時間や頻度を決めましょう。

独学で英会話をやろうとすると、勢い余って無理なスケジュールを立ててしまうことも多いもの。

しかし、いつ学習するかは自分の生活のリズムに合わせて決めるのが現実的です。

朝型の人は朝のうちに、夜型の人は元気になる夕方以降に勉強時間を確保すれば、計画倒れしにくくなるでしょう。

勉強スケジュールは学習の生命線。

今の自分の生活リズムをチェックしつつ計画を立ててみてください。

独学学習法(1)英単語暗記は例文の音読が基本

ここからは、具体的な学習方法や教材について説明していきます。

まずは英単語暗記について解説します。

単語帳は例文のあるものを使う

何度も英単語のスペルを書いて覚えるのはもう古いやり方。

手が疲れるわりに英会話でスペルを書くことはほとんどありませんし、何より発音を覚えられません。

英単語は音読で覚えるのが今の主流です。

覚えるときは英単語単体ではなく、必ず例文の音読を通して覚えましょう。

当然、使用する英単語集は例文のあるものを使います。

ネイティブによる音声付きの英単語集がベストです。

暗記方法は、例文の音声を聴きながら真似して10回ほど音読。

例文の意味をイメージで思い浮かべながら、音・リズム・イントネーションを真似して音読しましょう。

音読がすらすらできるようになったら、いくつかの例文をまとめてシャドーイングします。

単語暗記の段階でシャドーイングを行えば、リスニングとスピーキングの基礎も作れます。

おすすめの英単語教材

英単語学習におすすめの教材は、例文の中で英単語を暗記することに特化した『DUO 3.0』。

最大の特徴は、教材の中には約2,000語が収録されているのに単語を覚えるのに使う例文は560しかないことです。

1つの例文に複数の単語が組み込まれているので、効率よく覚えられます。

英単語集としてのレベルは中学英語を終えたくらいなので、初心者には少し大変かもしれません。

中学英単語に自信のない人は、中学英単語集を一通り終えてからDUO 3.0に挑戦してみましょう。

中学英単語集は、『高校入試でる順ターゲット中学英単語1800 四訂版』などが便利です。

おすすめの英単語アプリ

英単語学習に使えるアプリでは、単語カード作成・共有アプリ「Quizlet」がおすすめです。

発想次第で自由な使い方ができるとともに、入力した文字列を合成音声で読み上げてくれるのが特徴です。

自分でカードを作成するには、まず「学習セット」を作成。その後、覚えたい用語と定義(意味)をどんどん入力しましょう。

覚えたい用語に例文を入れてください。

例文は他の単語集にあるものを使ってもいいですし、辞書に載っている例文でも構いません。

定義の部分には、例文の意味を入力します。

次に、「単語カード」モードで例文の音読練習をします。

単語カードの右下にあるスピーカーマークをタップして音声を聴き、真似して発音しましょう。

意味の確認をするには、カードの中央1回タップすればOKです。

独学学習法(2)文法の勉強方法とレベル別おすすめ教材・アプリ

英単語学習の次は、文法の勉強法について解説していきます。

中学英文法と高校英文法のそれぞれでおすすめの定番教材やアプリ、ちょっと変わった面白い教材も紹介しますので、ぜひお役立てください。

まずは中学英語、余裕ができたら高校英語へ

よく言われることですが、英語の日常会話は中学英文法レベルの知識でかなりカバーできます。

中学英文法のマスターを最優先しつつ文法学習を進めましょう。

文法学習でも、基本は例文です。

まずは解説ページをしっかり読み、例文を書き写しながら解説に沿ってポイントなどを赤ペンで記入。

きちんと英文の構造を押さえましょう。

英文の構造が分かったら、その例文を10回音読します。

音声付きの参考書であれば付属の音声を聴きながら、音声付きでない場合はQuizletなどに入力して合成音声に読み上げさせながら練習しましょう。

音読が終わったら、参考書の中にある基本問題や練習問題に挑戦します。

なお文法参考書には多くの文法用語が登場します。

主語・動詞・補語・目的語といった文型に関わる用語もあれば、名詞・形容詞など品詞を表す用語も。

文法学習の目的は文法用語の暗記ではありません。

ただ、文法用語を知っていると英文構造をとらえやすくなりします。

一見面倒に見えますが、ノートをとる際も積極的に使ってみてください。

中学英文法を一通り学習できたら、高校英文法に進みましょう。

学習の仕方は中学英文法と同じです。

中学レベルの文法学習におすすめのアプリ・本

英文法学習の教材に必要な要素は3つ。

英文を組み立てる練習問題があること、文法解説に例文があること、例文を読み上げた音声が聞けることです。

中学英文法の学習に便利なのは、英文組み立てアプリ「マジグラ」。

文法解説パートには例文読み上げ機能があり、英文の組み立て練習ができるだけでなく、まとめて例文の音読練習もできる点に魅力があります。

日本語から英文を組み立てる「テスト」モードでは、日本語に合わせて英単語を並べましょう。

解答した直後に正誤判定があり、正解文の読み上げも聞けます。

唯一の難点は、文法解説が初学者にはかなり分かりにくいことです。

きちんとした文法解説のある参考書で理解を進めつつ、例文の音読や英文組み立て練習としてマジグラを活用するとよいでしょう。

中学英文法復習の定番参考書では、『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』があります。

親しみやすい文章と図解で英文構造と意味のまとまりを見せてくれますので、英文法が苦手な人でも学習しやすい教材です。

高校英文法学習におすすめの教材

高校英文法の学習でおすすめの教材は『総合英語Evergreen』です。

600ページを超える分厚さですが、本来高校生向けということもあって2,000円以下で入手可能。

検索性にも優れています。

音声は公式サイトからMP3をダウンロードできます。

実際に手にとってみると、「こんな分厚い参考書なんてできない・・・」と感じるかもしれません。

でも、中学英文法をマスターした人なら、全ての項目を学習する必要なし。

完了形・仮定法・関係副詞・分詞構文・強調構文あたりを中心に学習すればOKです。

他の文法事項については、英会話の例文で理解できないものが出てきたときに確認しましょう。

ネイティブが書いた文法の本「エイザーの英文法シリーズ」

日本の英語学習で紹介されることは少ないのですが、とてもユニークで実践的な英語を学べる教材があります。

ネイティブによる英文法参考書「ベティ・S・エイザーの英文法シリーズ」です。

他の英文法参考書との大きな違いは、ネイティブが書いた非ネイティブ用教材ということ。

音声CD等がないものの、ネイティブの発想で英文法を学べるという点で非常に価値があります。

文法解説と練習問題、解答付きなので独学にも便利です。

ひとつ注意すべき点は、もともと語学クラス向けに設計された教材であるということ。

クラスのメンバーと英語で会話する練習が頻繁に登場します。

クラス向けの会話練習が出てきたら、独学では割愛しても構いません。

もちろん、1人2役で挑戦してみるのも面白いでしょう。

扱う文法事項は中学英語レベルから、かなり実践的な上級まで。

日本の教材ではあまり見ないような単語が序盤から出てくることがあるので、中級以上の方におすすめです。

日本の英文法参考書にいまいち馴染めないという人は、ぜひ挑戦してみてください。

独学学習法(3)リスニングのスキルアップに便利な教材・無料アプリ

リスニングの学習は、英語の音をきちんと聴いて自分で発音するトレーニングが中心です。

カタカナ英語ではなく、英語らしい音で発音できるように練習しましょう。

初心者におすすめのシャドーイング教材・本

英会話初心者向けリスニング練習の最初の目標は、カタカナ英語からの卒業。

カタカナに置き換えると、英語本来の音が失われてしまいます。

間違った音で発音練習しても、本来の音を聞き取ったり発音したりできるようにはなりません。

「自分はカタカナ英語だな」と思ったら、まずは『CD BOOK フォニックス<発音>エクササイズBOOK』に取り組みましょう。

CDの音声と書籍に図解されている口の形を真似して、アルファベット1文字1文字の音のバリエーションや、英単語を発音するときのリズムの基本を習得できます。

基本の音とリズムを習得できれば、「英語らしい音」で発音できるようになるので音読が楽しくなります。

練習を重ねるうちに、英語本来の音が聞き取れるようになり、リスニング力も一気にレベルアップできるでしょう。

英語の口がある程度作れたら、英単語集や文法教材の例文を使って音読とシャドーイングを行いましょう。

中級者におすすめのシャドーイング教材・無料アプリ

中級者も、基本的には英単語教材や英文法教材の例文を使ったシャドーイングでリスニング力を磨きます。

もっと音読したくなったら、無料アプリ「TEDICT LITE」を試してみましょう。

TEDICTは、世界的に有名なTEDで公開されている動画を使って音読・シャドーイング・ディクテーションができるアプリです。

TEDICTでシャドーイングを始める際は、まず動画を最初から最後まで観て、内容を理解しておきます。

次に、英語字幕を見ながら音声を聴き、音読します。

すらすら音読できるようになったら、動画を再生したまま字幕を見ずにシャドーイングを始めましょう。

独学学習法(4)スピーキング上達の4段階とおすすめアプリ・教材

スピーキングの基礎はリスニングでつくれます。

しかし、リスニングで覚えた英文をただ言うだけでは、自分の考えを十分に伝えることは難しいでしょう。

そこで、次の4ステップでスピーキング練習を行うのがおすすめ。

各ステップで使いやすいアプリや教材も紹介します。

ステップ1:知っている英語表現を実際に使おう

スピーキング上達のステップ1は、日常生活に必要な表現を覚えていく段階。

いきなり難しい話をしようとするのではなく、誰にでも分かる身近なことを話せるようになりましょう。

おすすめの教材は、「瞬間英作文」シリーズの『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK)』(青色の瞬間英作文)です。

青色の瞬間英作文は、文型を使いこなす練習が基本のトレーニング本。

難しい単語は出てきません。

頭で分かっているのに、いざ話そうとすると出てこない・間違った文になるという人が、反射的に英文を組み立てられるようになるための練習に特化した教材です。

まずは「知っているのに使えない」を減らし、身近な題材で簡単な英文を作って話すことに慣れましょう。

ステップ2:雑談に使えるネタを英語で表現しよう

ステップ2は、良好な人間関係を築くのに必要なちょっとした雑談を練習する段階です。

たとえば、「外国人観光客に日本の文化を紹介してみよう」というタイプの会話があります。

主に文化や価値観の違いに関する表現を習得しましょう。

文化・価値観の違いや表現を学ぶには、語学教育大手のアルク公式サイトやDMM英会話公式サイトが充実しています。

コラムや例文をチェックし、音読などを通して表現や会話パターンを覚えましょう。

ステップ3:専門分野の知識や表現を覚えて使おう

ステップ3では、職場・会議・プレゼンで使う英語表現や知識を学び、相手の意見に同意・反論したり、説明したりできるようになるのが目標です。

Yes/Noをはっきり言うアメリカでも、反対する時にI disagree.というだけではとても不躾に聞こえます。

「○○という点には私も同意です。しかし、××については△△というデータがある。私は〜〜と考えます」などとコメントできるようになりましょう。

理想的なプレゼンの展開や話し方、よく使われる表現を学ぶのに適した教材は、中級者向けシャドーイング教材としても紹介したアプリ「TEDICT」です。

聴衆を前に自信をもって話す姿勢や仕草、言葉遣いが学べます。

さまざまなトピックがあるので、自分のしごとや興味に合った動画を探してみてください。

他には、ビジネスの現場を舞台とした映画や海外ドラマもおすすめです。

職業がテーマの作品は、同僚とはフランクに話しつつ上司には少しかしこまった表現を使う姿が見られるのが特徴。

教科書に出てくるような主語・動詞が完全にそろった文だけでなく、日本語と同じように主語が省略される会話に遭遇することも多いでしょう。

映画やドラマで英会話学習するならDVDやBDを使うのが基本です。

しかし、映画字幕が見られるのであれば、Netflixなどの動画配信サービスでも大丈夫でしょう。

まずは吹替・日本語字幕で内容を理解し、その後に英語字幕を見ながら音読、英語字幕を見ずにシャドーイング、と練習を進めましょう。

ステップ4:知らない専門分野について質問できるようになろう

スピーキング上達の最終ステップは、専門分野を意識した英語学習。

この段階になると、英語力自体にはほぼ問題がなくなり、「トピックに関する知識がないから分からない」ことが課題になります。

私たちは、他の人と気軽な雑談をして、仕事では会議やプレゼン用の言葉遣いをします。

仕事に必要なビジネス用語を使って会話することもできるでしょう。

しかし、自分の知らない専門分野の話題が出たらどうでしょうか?

「全然分からない、黙っておこう」と考える人もいれば、「それは、どういうことですか?」と質問する人もいるでしょう。

スピーキング学習のステップ4では、「それは、どういうことですか?」を英語で尋ね、返ってきた英語での説明を理解することを目指します。

知らないことを尋ねて説明を求める会話が出てくるものといえば、ニュースやドキュメンタリー番組。

動画配信サービスなどを使って、英語での質問の仕方と説明の聞き取りに挑戦しましょう。

物語のほうが好きなら、自分が知らない分野の仕事を扱う作品を使います。

独自の用語や世界観が登場するSF映画なども意外と役立ちます。

番外編:上級者向け、本気の英会話独学勉強法

上級者が本気で英会話を独学するなら、ヒアリングの精度とレスポンスの速さを向上させましょう。

ネイティブの会話をどんどん聞いて真似して発音し、定期的なアウトプットの場を持つのがポイントです。

独学用教材は米国・英国の映画やテレビ番組

英会話上級者になると、英文法や語彙力強化にかける時間はだいぶ少なくなるはず。

注力するのは、スムーズに会話ができることと、その場にふさわしい表現ができることです。

基本的なトレーニングはシャドーイングとディクテーション。

ディクテーションとは、聴いた音をそのまま書き取るトレーニングです。

話し手の言い間違いも言いよどみも、全てそのまま書き取るのが原則。

ただ、細かなスペルミスは気にしなくてOKです。

シャドーイングは英語の音・リズム・イントネーションの訓練し、ディクテーションはリスニングの精度アップが目的です。

上級者の英会話独学におすすめの映画・ドラマ・アプリ

上級者の英会話独学に使える教材は、英語ネイティブが多く登場する映画やドラマ。

映画の場合、例えば以下のような作品があります。

作品名(映画) ストーリー 学べる表現
『マイ・インターン』 若いヒロインが老年の主人公から仕事と家庭の両立や人としてのあり方を学ぶ 他の人が知らないことを英語で説明する
『プラダを着た悪魔』 ヒロインが、大手ファッション誌編集部で鬼上司や同僚に怒られながら成長していく 上司や同僚との会話

無理難題をふっかける時の表現

『グリーンブック』 アフリカ系アメリカ人のアーティストと白人のドライバーが黒人差別に直面しながらもコンサートツアーを行う 1960年代アメリカの文化

ジム・クロウ法を中心とした黒人差別問題

『メッセージ』 奇妙な形をした宇宙船が突如現れ、言語学者であるヒロインが宇宙人との会話を試みる さまざまなトライ&エラーや説明のための英語表現

ドラマを教材にする場合も基本的にはビジネス系ジャンルがいいでしょう。

法定ドラマ、医療ドラマはもちろん、シリコンバレーを舞台としたドラマもとても勉強になります。

ビジネス系以外では、『モダン・ファミリー』が時事問題に関する英語を学べる作品として有名。

年の離れた国際結婚や同性パートナー、養子など、現代的な家族が登場します。

アプリで学習するなら、先に紹介したTEDICTやスクリプト付きのPodcastが便利です。

格安オンライン英会話で英会話力を維持

シャドーイングやディクテーションで鍛えた英会話力を実際に試したい場合は、ネイティブや英語力の高いバイリンガルと話せる英会話レッスンを活用しましょう。

定期的に利用すれば英会話力の維持もできます。

オンライン英会話では、自分の好きな話題、相手が得意な話題など、自由にトピックを設定して話します。

フリートークでどれだけスムーズに会話ができるか試してみてください。

フリートークや英会話力維持が目的の場合、教材とコラムが充実していて受講費も安いDMM英会話がおすすめです。

まとめ

独学では、学習者自身が勉強スケジュールの作成・管理や教材選定をしなければなりません。

今回解説した英会話独学のポイントは5つありました。

  • 必要な知識とスキルの把握
  • 独学のメリットとデメリットの理解
  • 音読とシャドーイング中心の学習
  • 自分のレベルに合った勉強方法
  • 生活リズムに合った勉強スケジュール

英会話の独学を継続するコツは、英語の音・リズム・イントネーションを楽しみながら、少しずつ英会話力をアップさせていくこと。

無理せず、自分に合った教材とスケジュールで取り組んでください。

ポイントを押さえた独学で学習を継続し、「できない」から「できるかも!」に変えていきましょう!

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