【第19回】形容詞と副詞の使い方をおさらい

形容詞と副詞、それぞれどういうものか説明できますか?この2つを混同して覚えてしまっている人も多かったりします。英文をつくる上で、品詞を見分けることは非常に大切なスキルです。今回は形容詞と副詞を詳しくご説明していきます。最後には知っていると誰かに説明したくなる形容詞と副詞の小ネタもご紹介しております!

形容詞とは?

形容詞とは名詞を修飾する単語のことです。happy「幸せな」、beautiful「美しい」などが形容詞です。

形容詞の使い方は、大きく分けて2種類あります。さっそく復習していきましょう。

1.名詞の前において直接修飾する

形容詞は名詞の直前におくことで、名詞を修飾することができますよね。

【例文】
My mother told me an interesting story.
「私の母が私に面白い話をしてくれた」

上記の例文の場合、形容詞であるinteresting「おもしろい」は名詞story「話」を修飾していますね。

2.第3文型で主語を説明する

第3文型S+V+Cを覚えていますか?S=Cとなることが特徴の文型です。形容詞はこの文型のCに入ることができます。主語を説明することができるということですね。

【例文】
She is beautiful.
「彼女は美しい」

主語であるSheを形容詞beautifulが説明していますね。

数量形容詞

数を表す形容詞について、復習しておきましょう。すでに第10回の「名詞」において、manyとmuchの違いを説明してきました。

manyとmuchはどちらも「たくさんの」という意味の形容詞です。しかし、修飾する名詞によってどちらを使うのか判断しなければなりませんでしたよね。

  • many…数えられる名詞につく
  • much…数えられない名詞につく

同じように、「少しの」という意味のa few / a littleという形容詞も、使い分けしなければならないのです。

  • a few…数えられる名詞につく
  • a little…数えられない名詞につく

さらに「ほとんどない」という意味のfew / littleも同じように使い分けます。

  • few…数えられる名詞につく
  • little…数えられない名詞につく

a few / few、a little / littleに関しては、aがつくかつかないかで意味が変わりますので注意です。

【例文】
Many girls like to go shopping.
「多くの女の子は買い物に行くことが好きです」

He has much money.
「彼はたくさんお金をもっています」

There are few novels in this shop.
「この店には小説がほとんどありません」

There was a little coffee in this cup.
「このカップにはコーヒーが少しだけ入っています」

副詞とは?

副詞とは、動詞・形容詞・他の副詞・文全体を修飾することができる単語のことです。何の品詞を説明するかによって、形容詞と副詞を使い分けることができますね!

副詞は種類が多く、場合によって置く位置が変わるなど、かなり臨機応援に対応する必要があります。下記に副詞を置く主な場所をご紹介していきます。

一般動詞の前/be動詞のあとに置く副詞

頻度を表す副詞や否定の副詞は、一般動詞の前、もしくはbe動詞か助動詞の後に置きます。

【例文】
I often go to the park.
「私はよくその公園に行きます」

She is always busy.
「彼女はいつも忙しい」

I have never been to Canada.
「私はカナダに一度も行ったことがありません」

修飾される語の前に置く副詞

形容詞や副詞を修飾する副詞は、修飾される語の前に置きます。

【例文】
He is very kind.
「彼はとても親切です」

形容詞のkindを副詞のveryが修飾しています。

【例文】
Please speak a little slowly.
「もう少し遅く話してください」

slowlyは動詞speakを修飾する副詞ですが、副詞a littleは副詞slowlyを修飾していますね。

文末に置く副詞

特や場所を表す副詞は、文末に置くことが多いです。

【例文】
I played soccer with him yesterday.
「私は昨日彼と一緒にサッカーをしました」

I bought many books there.
「私はそこでたくさんの本を買いました」

時の副詞を1文に複数入れたい場合は、小さい単位から大きい単位の順番に配置します。

【例文】
I met her at two o’clock yesterday.
「私は昨日の2時に彼女に会いました」

「2時」の方が「昨日」よりも小さい単位です。ちなみにat two o’clockは「副詞句」になります。句は2語以上の単語のつながりでしたよね!

間違いやすい形容詞と副詞

friendlyという単語を見て、あなたは形容詞と副詞どちらだと思いますか?

ひょっとすると、「語尾にlyがつくものは、副詞に多いです」と習ったことがあるかもしれません。

しかし、friendlyは「友好的な」という形容詞なのです!要するに、lyがついたら副詞とは限らないということです。

語尾にlyが付く単語の、形容詞なのか副詞なのか見分けるには以下のポイントを見てみましょう!

  • 名詞+ly→形容詞
  • 形容詞+ly→副詞

そう、lyをとった時の元の単語の品詞によって、形容詞か副詞かを見極めることが出来るのです。

例えば以下の単語はどうでしょうか。

daily / weekly / monthly

もとはday「日」/ week「週」/ month「月」という名詞ですね!ということは、上記の単語は形容詞なのです。

以下の単語は形容詞+lyの副詞です。

slowly / happily / kindly

もとはslow「遅い」/ happy「幸せな」/ kind「親切な」という意味の形容詞ですよね!

実はこのことを知っている人は意外と少ないのです。全ての単語が100%当てはまるわけではありませんが、ほとんどの単語がこの法則に当てはまると考えてOKです。

まとめ

形容詞と副詞は、「何の単語を修飾しているか」で見分けることができますね!また語尾にlyがつく単語の見分けは、ぜひ誰かに説明してみてください。きっとビックリされると思いますよ。

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この記事を書いたライター

岡本美希

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『自分らしく、楽しく生きる』をテーマに、TOEIC講師・フリーライターとして活動中です。留学経験なし&独学にてTOEICスコア900オーバーを達成!その経験を活かして、英語関連のコラムを多数メディアに寄稿しております。早稲田大学卒業/文房具メーカー勤務経験あり/趣味は旅行・一眼レフ/TOEICレッスンも開講しております。

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