【第2回】現在進行形は現在形との違いが分ければ簡単に使いこなせる!

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「進行形ってどんなものですか?」と質問されたら、そのつくり方や意味を説明できる人もいるかもしれません。しかし、「現在形と現在進行形の違いってなんですか?」と聞かれると、説明がなかなか難しいですよね!この2つをしっかりと使い分けるためにも、今回は進行形について詳しく説明いたします。

 

<目次>

現在進行形とは?

現在進行形とは、「(今ちょうど)~しているところだ」という動作の進行を表す文の形です。つくりかたはbe動詞+~ingです。

現在進行形のつくり方

つくり方 和訳
is / am / are +~ing 「~しているところだ」

この文章はbe動詞の文章なので、否定文や疑問文をつくり方は普通のbe動詞の文章と同じです。

【例文】
She is running in the park.
「彼女は公園を走っています」

She isn’t running in the park.
「彼女は公園を走っていません」

Is she running in the park?
「彼女は公園を走っていますか?」

現在進行形の注意点

一般動詞には「動作」を表すものと「状態」を表すものがあると前回お伝えしました。現在進行形にできる動詞は、基本的には「動作」のみです。live「住んでいる」やknow「知っている」、have「持っている」などの状態動詞は、基本的には進行形にはしないのです。以下の表に、進行形をとらない主な動詞をまとめておきます。

  • be動詞……~です
  • have……持っている ※ただし「食べる」の場合は動作を表す
  • see……見える
  • hear……聞こえる
  • feel……感じる
  • love……愛する
  • know……知っている
  • want……欲しい
  • think……考える
  • live……住んでいる
  • belong……所属する

※ただし、「一時的にそうなっている」や「意図的にそうしている」というニュアンスを出したい時に、あえて進行形を使う場合もあります。

現在形と現在進行形は何が違うの?

まずは以下の文章を見比べてみましょう。

I study English.
I’m studying English.

現在形と現在進行形の文ですが、この2つの文がどう違うのか説明できますでしょうか?現在形と現在進行形の違いを以下の表にまとめました。

現在形 現在進行形
現在繰り返し行われていること
現在の習慣【例文】
He sleeps eight hours every night.
「彼は毎晩8時間寝ます」
現在の一時的な動作
現在まさに行われている最中の動作【例文】
He is sleeping now.
「彼は今寝ている」

現在形は「繰り返し行われていること」を示すのに対して、現在進行形は「今まさにやっていること」を表します。現在形に「今まさにやっている」という意味は無いので注意です!

過去進行形とは?

現在進行形のbe動詞部分を過去形にすれば、過去進行形をつくることができます。

つくり方 和訳
was / were +~ing 「~していたところだ」

現在進行形と同じくbe動詞の文なので、否定や疑問文は以下のような形になります。

【例文】
They were playing soccer then.
「彼らはその時サッカーをしていた」

They weren’t playing soccer then.
「彼らはその時サッカーをしていなかった」

Were they playing soccer then?
「彼らはその時サッカーをしていましたか?」

基本的には「動作」を表す動詞を使うことも同じです。また、過去進行形は「過去の一時的な動作」で、過去形は「過去の習慣」という使い分けとなります。

動詞のing形のつくり方

一般動詞のうしろにingをつける時に、次のような決まりがあります。以下の表で確認しておきましょう。

もとの形 つけ方
語尾がeで、それを発音しない eをとってingをつける come → coming
語尾がeで、それを発音する eを残してingをつける see → seeing
語尾がie ieをyにかえてingをつける die → dying
語尾が短母音+子音字
(小さい「ッ」が入る単語など)
子音字を重ねてingをつける sit → sitting
begin → beginning

上記以外の場合は、基本的にそのままingをつければOKです。

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まとめ

進行形のつくり方は覚えやすいと思いますが、「現在形とはどう違うのか」を把握しておくことで、状況によって使い分けることが出来るようになります。また、基本的には「動作」を表す動詞しか使わないことも、しっかりおさえておきましょう!

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