微妙なニュアンスの違い分かる?「大丈夫」を表す英語表現10個

大丈夫のサイン

あまり日ごろは意識しないかもしれませんが、「どうも」や「すみません」と同じく、「大丈夫」という日本語も、様々な場面で登場する単語ですよね。おそらく外国人の頭に「?」がともる単語です。

今回はそんな「大丈夫」の使い方を徹底解剖し、英語だとどんな表現になるのかご紹介しましょう。

問題ない、という意味での「大丈夫」

「怪我はありませんか?」「何かトラブルがありましたか?」と聞かれた場合に答える、「大丈夫」。これには、「問題ありません」の意味が含まれていますよね。最初にこの意味での「大丈夫」について見て行きましょう。

I’m OK

文字通り、「大丈夫です」というフレーズ。

I’m fine

このフレーズはよく挨拶の返答として、”How are you?” (お元気ですか?)、“I’m fine thank you “(元気です、ありがとう)というやり取りでおなじみのものです。「大丈夫」というニュアンスでも使えます。

No Problem

まさに「問題ありません」というフレーズで、転じて「大丈夫」という意味になります。

Nothing is wrong

直訳すれば「具合の悪いところはない」というフレーズですが、これも「大丈夫」の範疇に入るフレーズです。”Nothing is wrong with me”といっても良いでしょう。

気にしないで、という意味での「大丈夫」

「先行ってるけど、いい?」「大丈夫、大丈夫!」など、大丈夫という言葉は「気にしないで」という意味で使う場面もありますよね。ここではそういったニュアンスで使う大丈夫について見て行きましょう。

It’s OK

一番最初に出てきた”I’m OK”に似ていますが、”I’m OK”が自分の健康状態や気分などを表現するのに対して、”It’s OK”は場や状態に対して使います。例えば何かを見て怖がっている子供に「大丈夫だよ」と声をかける場合などは、こちらのフレーズを使います。”That’s OK”も、同様の使い方をします。

Never mind

これは説明するのが少し難しいので、例文で見てみましょう:

“Did you call him this morning?”(彼に電話してくれた?)
“Oh, I forgot to buy it. Sorry!”(あ、忘れちゃった。ごめん!)
“Never mind, I will call him right now”(大丈夫、今電話するわ)

このように、「気にしないで」「忘れて」というようなニュアンスで使います。”That’s OK, never mind”などと組み合わせて使うことも多いフレーズです。

No worries

これは直訳すると「心配ない」という意味のフレーズですが、転じて「気にしないで~大丈夫」という場面でも使います。使う場面、使い方は前述の”Never mind”と同様と考えてよいでしょう。

必要ない、という意味での「大丈夫」

必要ないものを勧められたとき、とっさに「大丈夫です」と口にすることは多いですよね。これは日本語ならではの婉曲な表現だと言えますが、英語ではこういう場合の「大丈夫」はどんなフレーズを使うのか、最後に見ていきましょう。

No thanks

本来の和訳は「結構です」ですが、転じて「必要ありません、いりません」という場合の「大丈夫」としても使えます。英語ならではの直接表現ですね。

I’m good

“That’s OK, I’m good”など、組み合わせて使うことの多いフレーズですが、「(私は十分ですので)必要ありません」という意味を持っています。

おわりに

本文中にも書きましたが、「どうも」「すみません」「大丈夫」などの単語は日本語ならではの婉曲的な表現で、そのあいまいさを残したまま英語に翻訳するのは非常に難しいところです。また、こうした表現があるゆえに日本人は外国人から「何を考えているのか良く分からない」といわれてしまうところでもあります。上手に使いながら悪印象を残さないようなコミュニケーションを心がけましょう。

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この記事を書いたライター

佐々木希世

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高校からの10年をアメリカで過ごし帰国。外資系コンサルティング会社や大学院勤務を経て、コミュニケーション設計のプロフェッショナルとして独立。職場における関係者間の意思疎通をスムーズに行うことで生産性を上げる方法などを、著書やワークショップを通じて提供している。フリーライターとしてもビジネス書からママ向けオンライン・マガジンへの寄稿など、幅広い分野で執筆活動を行っている。

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