It doesn’t matterの意味や答え方は?具体的なシーンや例文、類似表現を解説!

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<目次>

It doesn’t matterの意味や発音・アクセント

It doesn’t matterの意味

It doesn’t matter.というフレーズは、しばしば「関係ない」「問題ない」と訳されます。自分自身や相手の言葉を受けて、「そんなの関係ないよ」「それは問題ではないよ」と、その言葉に対する自分の考え、あるいはそれが行動や選択、決定に影響を与えないという意思を伝える表現です。matterは「問題」「案件」という名詞であり、動詞になると「重要である」という意味です。

ニュースでBlack Lives Matterというアフリカン・アメリカンの人権問題について活動する団体の話題を聞いたことがある方も多いと思いますが、このmatterはまさに「重要である」「大いに意味がある」ということを表しています。今でも軽視されがちなアフリカン・アメリカンの人々の人権は決して無視されるべきではない、という思いのもとに世界的なキャンペーンを続けており、ここから派生して様々なマイノリティのコミュニティが”〇〇 Matter”というスローガンで活動しています。matterにはそういう、ただ「問題である」「重要である」だけではなく、「尊重されるべき」というニュアンスも含まれています。

It doesn’t matterは、根本的には物事が「それほど重要な問題ではない」「たいした問題ではない」という意味のカジュアルな言い回しで、単独のフレーズとして使われることが多いのですが、後に間接詞を続けて「~ということはたいした問題ではない・関係ない」という使い方をされることもあります。

意味は大きく分けて、「たいした問題ではない(ので物事や決定に影響しない)」、「どうであろうと気にしない」、「だとしてもかまわない」という意味で、主にカジュアルな会話の中で使われます。

It doesn’t matterの発音・アクセント

it doesn’t matterは、音が消えたり変わったりするtをたくさん含んだ、日本人にとっては少し苦手な発音のフレーズです。最初のitはイッのように、tの音はほとんど消え、小さなツというより次のdoesn’tに入る前に少し休符が入るようなイメージです。doesn’tは、ダズン、とtの音を消し、it doesn’tを続けて発音するとイ・ダズンというふうになります。matterは、まずmaをマとメの中間の音で強く長めに発音し、tterの部分はtが重なるので日本語のラに近い音になります。maでエの形に開けた口を少しリラックスさせ若干唇を突き出すようにしながら、舌先を少し引いて上の前歯の裏よりさらに奥、日本語でラを発音する時と同じ位置につけてerの母音と一緒にラァと弱く短く発音します。すべて続けるとイ・ダズンマァラァとなり、maの部分にしっかりとアクセントを置きます。

It doesn’t matterを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス

たいした問題ではない、影響を与えない

大丈夫

何か小さな失敗をしたり、物事を進めるのに支障があるかもしれない、と思われるようなことがあった場合に「それくらい問題ないよ」というポジティブな意味で使います。問題を簡単に解決できるか、無視しても影響はないため、「大丈夫だよ」と安心させるようなニュアンスです。

気持ちや決定に影響はない

好きなものに欠点があっても「関係なく」好きだ、という場合や、逆に嫌いなものにどんなに良い点があっても「関係なく」嫌いだ、という場合にもよく使われます。

また、何かしたいこと、しようとしていることがあり、多少のネガティブな点を指摘されても、ポジティブな点が勝っていれば自分の行動を変えることはない、という場合、あるいは逆の場合にもIt doesn’t matter.「そんなことでは気持ちや予定が変わらない」と、気にしない場合にも使われます。

しばしばto me「私にとっては」を続け、This guitar is old and scratched, but it doesn’t matter to me. This is my first guitar that my father bought me when I was a kid.「このギターは古いし傷だらけだけど、そんなの僕にとってはどうでもいい。これは父が初めて買ってくれたギターなんだ」という、欠点を覆って余りある自分にとって大切な面を強調するような場合に使ったりします。

どっち/どれでもいい、気にしない

Do you want black tea or green tea?「紅茶と緑茶どっちがいい?」と聞かれ、「どちらでも良いよ」という意味でIt doesn’t matter.と答えることがよくあります。It doesn’t matter.を「何であっても気にしない」というニュアンスで使う時は、少々無関心さやいい加減さが含まれるので、親しい友だち同士などでは使っても構いませんが、Whichever you are drinking.「どっちでも君の飲むほうで」と言うほうがより気持ちが良い場合もあります。

かまうもんか、と押し切る

誰かがネガティブな事や不安などで、物事を決められなかったり行動を躊躇しているような時に、そのネガティブな点を「些細な事」としてIt doesn’t matter.というと、「そういう問題じゃないでしょ」「それがどうした?」というニュアンスで背中を押すイメージになります。

単独のフレーズではなくセンテンスの中で使う場合

It doesn’t matter what/when/where/who/how ~.のように5w1hの間接詞を使い、「何が」「いつ/どこで/誰が/どう/どんなに~であっても関係ない」、という表現をすることができます。

また、It doesn’t matter if/whether ~.として、「~であるかどうかは問題ではない」という言い方もできます。



It doesn’t matterに関してよくある勘違い

It doesn’t matter.=日本語で言い表せる「関係ない」「問題ない」、という認識が知識としてついてしまうせいで、全く違うシチュエーション・ニュアンスの「関係ない」「問題ない」というシーンでも使ってしまうことがあります。

例えば、誰かにある問題などに関わってほしくない場合に「(あなたには)関係ない」と言いたい時や、関連性がないという意味での「それは(この件とは)関係ない」というような場合などです。また、It doesn’t matter.は、何か問題になり得ることが「それはたいした問題ではない」というのが基本の意味なので、そもそも問題がどこにもない、という場合には使いません。

それぞれの意味やニュアンスの違い別に、適切な表現を使うようにしましょう。

~(人)には関係ない

None of one’s business.

人に首を突っ込んでほしくない時、放っておいてほしい時に、None of your business.「あなたには関係ない」、自分が関わりたくない時にはNone of my business.「私には関係ない」という意味で使います。It doesn’t matter.では意味が通じません。

Leave someone alone.

None of one’s business.と同じようなシチュエーションで使う、はっきりと「放っておいて」と言う表現です。

It’s not one’s problem.

It’s not your problem.「これはあなたの問題ではない」、That’s not my problem.「それは私の問題ではない」という言い方です。

~(人)には責任はない

be not one’s fault

ミスなどが「(人の)せいじゃない」という意味で、グループで進めていたことが失敗した時などにIt’s not my fault.と言うと、「私のせいじゃない」という意味で「私は関係ないよ」と自分に責任がない事を主張する表現になります。

be not one’s responsibility

「(人の)が責任を負うべきことではない」という意味で、「~には関係ない」というニュアンスになります。

be not on someone

It’s not on me.と言うと「それは私のせいじゃない」「それは私が責任を負うべきことじゃない」という意味になります。

~(人・物)とは関係・関連がない

It’s unrelated.

ストレートな「それは関係がない」という言い方です。

It’s not relevant to ~.

「それは~とは関連がない」という、少しフォーマルな言い方です。

There is no relationship between ~ and ….

「~と…には関係・関連性がない」という表現です。

It has nothing to do with ~.

withの後には人を置いて、「それは~(人)とは何の関わりもないことです」という、無関係を強調するフレーズです。

That’s a different story.

「それはまた別の話だよ」と、関係がない事を伝える表現です。

そもそも問題がない、問題にはなり得ない

There is no problem.

It doesn’t matter.は、「問題は存在するもののそれはたいして重要ではない」という意味なので、まったく問題がない場合は「問題などどこにもない」という言い方をするほうが適切です。

That’s not a problem./That’s not an issue.

「それは問題ですらない」という表現です。

Everything is fine.

「すべて順調です」「何も問題はありません」というニュアンスです。

It doesn’t matterをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?

It doesn’t matter.を単独のフレーズで使うと非常にカジュアルで、もし上司やクライアントにこういう言い方をすると少々乱暴で失礼に聞こえてしまいます。It does not matter.と短縮せずに言うと、真剣さが増したように聞こえることもある反面、「そんなことは重要ではない」という気持ちを強調するように聞こえ、逆に強すぎる印象を与える可能性もあります。

ただし、それほどフォーマルなシチュエーションでなければ、話し言葉や担当者レベルのメールなどではIt doesn’t matterをhowやwhatなどの関係詞を伴ったセンテンスとして使うのは問題ないでしょう。It doesn’t matter how many times we fail, we will not give up and achieve our goal.「何度失敗しようと関係ない。我々は諦めず目標を達成します」のような例です。

フォーマルなビジネスの場やメール・文書では、It doesn’t matter.の代わりに次のようなフレーズを使うと良いでしょう。

たいした問題ではない、影響はない

~is not a problem./~ is not an issue.

「~が問題なのではない」「~は問題ではない」、との表現で、他には問題があるかもしれないけれど、という含みつつ、大勢に影響は与えないということを強調する表現です。

be non-problematic

It’s non-problematic.とシンプルに言ってもよいのですが、「~と認識する」という意味のconsiderを使いconsider ~ non-problematic「それは問題になるとは考えていません」のよう言うとよりフォーマルな響きになります。

be no a major problem for ~

「~にとって大きな問題ではない」という少しカジュアルめの表現です。

be not very important

「さほど重要ではない」という言い方で、特に影響は出ないということを表現します。

be of slight importance

「重要性は小さい」、つまり「あまり重要ではない」という表現です。

have little impact on

「~にほとんど影響はない」と、多少懸念があることは含みながらも全体的に問題はない、という場合に使われます。

どうでもいい、気にしない

I have no preference.

「好み」とう意味のpreferenceを使い、「特に好みはありません」というニュアンスで「どちらでもかまいません」「何でもけっこうです」と伝える表現です。

couldn’t care less / could care less

否定形のcouldn’t と肯定形のcouldですが、実はどちらも同じく「少しも気にしない」という意味です。couldのほうは主にアメリカで使われます。

be not one’s decision to make

「(人)が決める問題ではない」という意味で、自分自身には決定権はないというニュアンスでIt’s not my decision to make.ということで、「どんな決定になろうと気にしないよ」という態度を示す場合に使われます。

だとしても関係ない

be no concern of someone

「~(人)の知ったことではない」という、突き放した言い方ですがビジネス向きの表現です。

What they will do is no concern of ours.「彼らが何をするか我々の知ったことではない」のように使います。

be irrelevant what/how/if…

「~ということは関係ない」という言い方で、条件・可能性を示したうえで「~ということは」「~だとしても」それは関連はないので問題にならない、というニュアンスです。

It is irrelevant how they react to the consequence.「その結果に彼らがどう反応するかは問題ではない」のように使います。

It matters little if ~

「もし~だとしても大した問題ではない」または「~かどうかは大した問題ではない」という言い回しです。

~であろうとも、~だとしても

No matter what/where/when/how…

It doesn’t matter what/whereのような間接詞を伴うセンテンスと同じ表現ですが、No matter とすることで、より「関係ない」という気持ちを強調できます。



It doesn’t matterを活用した例文・会話文

A: Are you gonna eat that salad? It looks stale.

そのサラダ、食べる気?古そうだよ。

B: It doesn’t matter. I’m hungry and it’s still food.

関係ないよ。お腹すいてるし、食べ物は食べ物だ。

A: Well, it should. Look, that piece of lettuce is kind of slimy….

関係あるだろ。見ろよ、そのレタスなんか、ちょっとヌルッとしてるぜ…。

A: What do you wanna eat for dinner? I’m cooking.

晩ごはん何食べたい?作るよ。

B: It doesn’t matter.

なんでもいいわよ。

A: OK, I’ll make some pasta. Do you feel like seafood, chicken, or vegetarian…?

よし、じゃあ、パスタにしよう。シーフード、チキン、野菜、どの気分?

B: It doesn’t matter what you put in it. I know whatever you make will be good.

何が入ってるかなんてどうでもいいわ。あなたが作る物なら絶対美味しいもの。

A: Why are you still dating that girl? She cheated on you! You should dump her!

あの子とまだつきあってるの?彼女浮気したでしょ!振っちゃいなよ!

B: Well, we worked it out. You know, she is sweet when we are good.

うーん、でもなんとかおさまったんだ。だってさ、うまくいってる時は彼女優しいじゃん。

A: It doesn’t matter! She betrayed you. And it wasn’t the first time. It’ll happen again.

関係ないわよ!あなたを裏切ったのよ。それも初めての事じゃない。また起こるに違いないわ。

B: Actually, it doesn’t matter how many times she huts me. I can’t live without her.

何度傷つけられるかは問題じゃないんだよね。彼女無しでは生きられないよ。

A: I’m not sure if I should apply for this teaching job.

この教員の職に応募すべきかどうか、迷ってるの。

B: Why not?

なんで?

A: They say you must have “more than 5 years of teaching experience”, and I have taught just over 3 years in total as a substitute teacher.

「5年以上の教職経験がないといけない」って書いてるんだけど、臨時教師として合計で3年ちょっと働いただけだもの。

B: It doesn’t matter! You are enthusiastic, you have a great personality and most importantly, you love teaching kids! You totally should go for it.

それが何よ!あなたは情熱があって人間的にも素晴らしいし、何より子どもたちに教えるのが大好きじゃない!絶対チャレンジすべきよ!

It doesn’t matterを応用した表現まとめ

~ doesn’t/don’t matter

Itではなく名詞を置いて「~は関係ない」という表現をすることができます。例えば、Age doesn’t matter.「年齢は関係ない」、というような場合です。

Doesn’t matter.

カジュアルな会話ではしばしば、Itは省略しDoesn’t matter.と言うことがあります。ちなみに、本来主語がItである場合文法的にはdoesn’tとするべきですが、主に若い世代の間の会話や歌・ラップなどではIt don’t matterとなっているのをよく聞きます。日本でも「ら」抜き言葉が当たり前になるように、英語でもネイティブ・スピーカーが文法を正しく使っていないことはよくありますが、なるべく正しい英語を話すよう心掛けたほうが良いでしょう。

It really doesn’t matter.

「本当に関係ない」「まったく問題ない」というように、「関係ない」「問題ない」という部分を強調する場合はreallyをdoesn’tの前に置きます。

It doesn’t really matter.

reallyをmatterの前に置くと、reallyが修飾するのは問題の重大さになるので、「そんなには関係ない」「それほどの問題ではない」というニュアンスになります。

Does it matter?

「問題ある?」相手に聞く形で、「問題ないよね?」と言っていることになります。

It doesn’t matterとI don’t careのニュアンスの違い・使い分け方

It doesn’t matter.もI don’t care.も、「関係ない」「気にしない」「かまわない」という意味で、少し突き放したようなニュアンスで使うことがあります。

それでもIt doesn’t matter.は、あくまでも主語が物事であり、それが自分にとってはあまり大きな意味を持たない、という言い方で「それは自分にとってはどうでもいいこと」という言い方をしているので、少しだけ間接的でありまた客観的な印象があります。その分、それほど強く自分の気持ちを表しているのではないイメージもあります。また、「どうでもいい」というよりは「かまわない」という、寛容・許容、相手に判断などを委ねるようなニュアンスもあるので、強い意志を持って否定しているわけではありません。

一方I don’t care.は、Iが主語であり、careという「気にかける」という気持ちをdon’tで否定する、より主観的な表現です。物事がどういう状況であろうが人が何をしていようが自分は無関心、というニュアンスの「気にならない」「どうでもいい」という表現で、突き放すような印象はIt doesn’t matterよりも強くなります。

I don’t care.はIt doesn’t matter.と言い換えても良い場合も多くはありますが、「気にならない」という以外に「興味がない」という意味でも使えるので、「気にならない」対象となる範囲が広がります。例えば誰かがI bought a new purse. It’s Prada. Do you wanna see?「新しいバッグ買ったの。プラダよ。見る?」と言っても「それがどうした?」と興味がなければI don’t care.と言えますし、If you’re going to the party, you should dress up.「パーティに行くならあなたもドレスアップしなきゃ」と言われて「人がどうだろうが気にしない」という意味でI don’t care.ということもあります。

It doesn’t matterは物事に対する客観的な目線を踏まえての自分の意見、I don’t careは自分の主義主張も含めて表す主観的な気持ち、ということができるでしょう。



It doesn’t matterの類似表現一覧

Whatever.

「どうでもいいよ」という、I don’t careに近いイメージですが、より投げやりな、無関心を表す表現です。

What the hell.

あきれて「どうでもいいや」というニュアンスを込めつつ、しぶしぶネガティブな点に目をつぶって行動をすすめるような時に使います。

don’t give a crap

「まったく気にしない」という意味での「どうでもいい」のスラングです。あまり上品な響きではないので、使うシチュエーションに注意しましょう。

Who cares?

「誰が気にするんだ?」という言い方で、「そんなの誰も気にしないだろ?」「そんなことどうでもいいだろ?」というニュアンスを表すフレーズです。

So what?

「だから何?」という言い方で、相手が指摘したり引っかかっているような部分を「どうでも良い事」と一蹴するようなニュアンスです。

It doesn’t mean anything to me. / It means nothing to me.

「それは私にとって何の意味を持たない」という、It doesn’t matter to me.に非常に近い表現です。

It doesn’t make any difference. / It makes no difference.

「それは何の違いも生まない」、つまり、多少の問題やミスなどがあっても、「根本的には何も変わらない」「影響はない」という、It doesn’t matterに近い表現になります。

It doesn’t depend on what ~

It doesn’t matter what ~のようにセンテンスで使う場合の「何が~であるかは関係ない」と同じような意味です。

No big deal. / It’s no big deal. / It’s not a big deal.

big dealは「大ごと」「重要な事」という意味なので、否定形で「たいしたことじゃない」「騒ぐようなことじゃない」という意味になります。

Come on!

It doesn’t matter.を「問題ないから決心して」「大丈夫だから進んで」と背中を押すシチュエーションで、もう一押し強く決心を促すニュアンスのフレーズです。



【番外編】It doesn’t matterの表現が使われている曲を紹介!

「I Kissed A Girl」by Katy Perry

アメリカ生まれのシンガー・ソングライターで今や世界中で知らない人はいない大スターのケイティ・ペリーですが、十代の頃はゴスペル・シンガーを目指して地道に活動しており、2001年に本名のケイティ・ハドソン名義でデビューしてしばらくはなかなか芽が出ませんでした。2007年に大手レコード会社と契約した翌年、ケイティ・ペリー名義でアルバム「One Of The Boys」をリリース、リード・シングルの「I Kiss A Girl」がその内容とキャッチーなポップ・ロックのトラック、彼女のシンガーとしての才能などすべてが大きな話題となり、一躍注目されることとなります。

ボーイフレンドのいる女の子が、ちょっとした好奇心から女の子に惹かれキスしてしまい、恋愛の対象として女性に興味を持ち始める…という内容で、2番の歌詞でNo, I don’t even know your name/It doesn’t matter/You’re my experimental game, just human nature「いいえ、あなたの名前さえ知りもしない。でもどうでもいいわ。あなたとのことはただの実験的な遊び、人間のサガよ」と困惑する気持ちを打ち消そうとするシーンでIt doesn’t matter.を使っています。

まとめ

会話のキャッチボールの中で、リアクション、レスポンスはとても大事な要素です。いつもYeah.「うん」、No.「違うよ」、Really?「本当?」Maybe.「多分」のようなワンパターンだと、会話も弾みにくく、自分も微妙なニュアンスが伝えられなくてもどかしく感じるでしょう。

このお決まりのパターンに、少しひねりを加えたIt doesn’t matter一つ加えるだけで、リアクションの幅が広がるとともに、微妙なニュアンスの違いを言い分けて相手の反応を見る楽しさも覚えることができます。

It doesn’t matterには、「関係ない」という一見冷たくあしらうようなイメージがあるかもしれませんが、どちらかというと、「こだわらない」という気持ちが込められている、あまり人を傷つけない表現です。また、多くの英語表現がIを主語とし自分の気持ちや意見を主張することで成り立っているのに対し、Itを主語とする客観的な表現なので、日本人にとっても取っつきやすく使いやすいフレーズではないでしょうか。ぜひ、会話の中に積極的に取り入れてみましょう。

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