What the hellの意味や答え方は?具体的なシーンや例文、類似表現を解説!

<目次>

What the hellの意味や発音・アクセント

What the hellには、大きく分けて驚きのリアクション、怒りなどの強い感情をあらわにする表現、そして「どうでも良い」というあきらめや投げやりな心境をあらわす、3つの意味があります。

hell の意味は「地獄」ですが、英語の中でしばしばhellは「大変な」「ヤバイ」「とんでもない」のようなニュアンスを持ちます。What the hellの場合は、the hell がwhatを強調して、驚きや怒りなどの感情を強く表しています。

the hellは、whatに限らずすべてのwh疑問文やhow疑問文に付け加えて使うことができます。Who the hell is this guy?「この男はいったい誰なんだ?」Why the hell is he so angry?「彼はなんだってそんなに怒ってるんだよ?」というように、疑問に「いったい」のようなニュアンスを付け加えることができます。

いずれの意味で使うにしても、hellというかなり強いネガティブな言葉を使うので、相手や場所を選ばなくてはなりません。大人同士でさらに仲の良い友達などの間でしたら使ってもまったく問題ありませんが、子どもにはあまり聞かせたくない・言わせたくない言葉ですし、公共の場やビジネスの場、あまり親しくない人や目上の人に対しては使うのを避けましょう

What the hellの意味① 驚きを表す

What the hell?は、驚いたときについ口からでる言葉で「いったいなんだ?」「マジか?」「おいおい、どういうことだ?」「信じられない!」のような意味です。衝撃はそれほど強くなくても、「なんてこった…」と戸惑いを含んだ驚きの気持ちを表す時にも使います。

What the hellの意味② 怒りなどの強い感情を表す

ついカッとなってWhat the hell?「何だと?!」と怒りの感情が口から出ることもあります。怒りの対象は、話している相手だったり、第三者やある物事についての場合もあります。

What the hellの意味③ 「どうでもいい」という気持ちを表す

少し声のトーンを落として、「まあしょうがないか」しぶしぶ何かを行動に移す時や、「どうでもいいや」「まあいいか」とあきらめに似た心境の時に使うこともよくありますし、「だからどうした?」「かまうもんか」という意味で語調を強めて使う時もあります。

What the hellの発音・アクセント

ワッダヘェル(ルは母音のウは発音せずLのみ発音)という発音になります。theは通常のthの発音よりもdaにかなり近く、he(ヘ)を一番強く、また少し長めに発音します。驚きの要素が少ない時はや、どうでも良い、という意味で言う時はそれほど抑揚はつけずhellも特別長めに発音しません。

What the hellを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス

驚きを表す場合

突然起こった予期しないことへのとっさのリアクション

突然自分の身や目の前で何かが起こってドキッとした時や、思いもよらない展開に不意を突かれてびっくりした時に「何だよ?!」「マジか?」のようなニュアンスで使います。例えば、目の前に急に車が飛び出してきたり、映画を観ていてほのぼのとした光景から突然惨事が起こった時など、思わず口をついて出てしまう言葉です。

唖然とするような驚きへのリアクション

驚きの度合いが少ない時、例えばプレゼントをもらって箱を開けてみたら空だった、というような何かに唖然とするような場面では、つぶやくようにWhat the hell…と言うこともあります。悪いことだけではなく、良い意味で予期しないことが起こった喜びや感動の意を含むこともあります。

実際驚いているわけではないあいさつ代わりのWhat the hell

パーティなどの場で誰かがお酒ではなくウーロン茶を飲んでいて、「何やってんだ?冗談だろ」というようなニュアンスでHey, what the hell?と声をかけてくる人もいます。

怒り、憤り、不快感を表す場合

やはり多少驚きの要素も含んでいますが、怒りや憤りが大きい場合に相手にその感情をぶつけたり威圧する意味で使います。例えば、口喧嘩をしていて相手の言葉が度を越していたり見当違いのことを言ったりしていると、「何だ、それ?」「どういうことだ?」というようなニュアンスでWhat the hell?!と言ったりします。

また、それほど怒りや憤りが強いわけではなく、「ウンザリだな」「やれやれ」という軽い不快感を含ませることもあります。

どうでもいい、関係ない、という心境をあらわす場合

本当はそれほどしたくない事や、してはいけないと思っていることを、少しの葛藤の後に「まあ、いいか」と受け入れて行動に移すような場合や、何かを尋ねられて積極的に賛成も反対もしないような気のないニュアンスの「別にいいんじゃない」返す時にもよく使います。この場合、Sure、Oh、OK、All rightなどの言葉に続けてwhat the hellと言うとより自然です。

また、人に止められても自分のやり方を意地でも通したりする時など、What the hell!「かまうもんか!」「知ったことか!」と半ばやけっぱちな気持ちで言う場合もあります。

What the hellに対しての返事や答え方のパターン8選

どういう意味・ニュアンスでWhat the hellを使ったかによって返事やリアクションも変わってきますが、具体的にWhat the hell is this?のように答えを求める質問ではなく驚きの言葉に対しては、基本的には相づち程度で返すにとどまります。What the hell の後に続く隠れた質問が読み取れる場合は、それに対応したリアクションになるでしょう。

よく聞かれる返事、リアクションは次のとおりです。

Yeah, no kidding.
I know.
I don’t know.
Don’t ask me.
Come on.
Relax.
Thanks.
There you go.

驚きや怒りに対するとっさの言葉へのリアクション

Yeah, no kidding.

「まったくだよ」と相手の驚きに同調して自分も驚いている気持ちをコメントする一般的なやりとりです。怒りや憤りの言葉としてのWhat the hellにも使えます。Yeahと同意した上で、No kidding「冗談だろ」や、(It’s) crazy/insane.「どうかしてるよ」など、感想を付け加えるのが一般的です。

I know.

こちらも同意で、「ねー!」「驚きだよね!」「まったくだよ」というニュアンスです。また、とりあえず同意の意を示し相手をなだめる言葉につなげるために言うこともあります。

I don’ t know.

上のI know.と逆ですが、相手のWhat the hellが、「何だこれ?」「何が起こった?」というように「何」かに向けられた質問に近いリアクションであった場合、それを汲み取って、あるいはその後具体的に質問されることを想定し先回りして、「(聞かれても)知らないよ」と返すこともあります。

Don’t ask me.

これもI don’t know.と同じシチュエーション、同じ気持ちで「聞かないで」と返す時によくあるフレーズです。

Come on.

相手の驚きに対し、自分はわかってた、あるいは驚くようなことじゃない、と軽く反発するし、相手を茶化すように「またまた~」「そうか?」というニュアンスで返すパターンです。

怒り、憤り、不快感に対してなだめる場合

Come on.

I know.といったん同意してからなだめることもありますが、Come onと短く言って「まあまあ」とすぐなだめにかかる場合もあります。これを反発するように言えば「おいおい、考えてもみてよ」というニュアンスにもなります。

Relax.

「落ち着いて」ということです。Hey, relax.と言ったり、前述のCome on.と組み合わせてCome on, relax.と言ったりします。よりくだけた言い方として、若い男性などはChill out.と言うこともよくあります。

どうでもいい、関係ない、というニュアンスで言われた場合

Thanks.

相手に頼みごとをし、断るかと思いきや「まあいいか」と引き受けてくれた場合のWhat the hell.には、素直に謝意を示すのが良いでしょう。「どうでもいい」という態度にカチンと来た場合にThanksと返すと皮肉にもなります。

There you go.

そそのかされてYeah, what the hell.「まあいいか」と誘惑に負けて言った場合、そそのかした側がThere you go!「いいぞ」「その調子だ」「その意気だ」のように返すことがあります。

What the hellに関してよくある勘違い

同じ意味、同じシチュエーションで使えるフレーズに、hellを品の良くないf**k(ぼかしてfワードと言われることもあります)に変えて言うWhat the f**k.も、What the hellと同じくらい、もしかしたらもっとひんぱんに使われているかもしれません。常日頃多くの英語圏の人に囲まれていたり、英語のドラマや映画をしょっちゅう観ている人は、このfワードを日常耳にしているのでついつい口から出てしまうこともあり、What the hellと同じような感覚で言ってしまっている人もいます。

ところが、hellはギリギリセーフでも、fワードは極力仲間内だけにとどめたいものです。ちなみにSNSなどではしばしばそれぞれの単語の最初の文字を取ってWTFと表現されます。

What the hellのほうも、ギリギリセーフとは言いましたが、やはりあまり上品な印象ではありません。ネイティブ・スピーカーもそこはきちんとわきまえて使い分けています。もちろん使い分けをしていないネイティブ・スピーカーもいますが、悪い習慣をまねする必要はありません。癖になってしまわないよう気を付けましょう。

What the hellをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?

驚いてしまった時、場所を考える余裕もなく思わずWhat the hellと口から出てしまうことはあるかもしれませんが、What the hellは、基本的にはビジネスの場では使うのは避けたいフレーズです。「いったいどういうことだ?」と驚きを含んだ困惑や不快感を表す場合は、What the hell?の代わりにWhat is this all about? What is going on?などの表現で「これはいったいどういうことでしょう」と、感情を露わにしすぎないように気持ちを表すと良いでしょう。

思わず口から出そうになった時は、What the…でとどめてください。子供向けの番組で、よくWhat the…と言うセリフを聞きます。これは視聴者層に配慮してキャラクターにhellをあえて言わせていないためです。

センテンスの中で使う場合は、What on earthに言い換えることができます。これもやはりまだカジュアルめで口語ですので、ビジネスのメールや文書では使わないほうが良いでしょう。もし驚きや不快感をはっきりと話したりメールなどに書いたりしたい場合は、I’m surprised that…「…ということに驚いています」I’m confused about…「…について困惑しています」のように別の表現を使うとよりプロフェッショナルです。

What the hellを活用した例文・会話文

A: (突然目の前でケンカが始まって)Whoa! What the hell?!

おー!なんだいったい?

B: Yeah, it’s crazy….

なあ、あり得ないよ。

A: (映画で予想外の展開に)Wait, what the hell?

ちょっと待てよ、どうなってんだ?

B: I know! I didn’t see that coming!

ねえ!これは予想しなかったわ!

A: Do you think we should put some flowers on this table, too?

このテーブルにも花を置いたほうがいいかしら?

B: Sure, what the hell.

はあ、いいんじゃない。

A: Hey, I want your opinion!

ちょっと!あなたの意見を聞きたいのよ!

B: Yeah, I mean, whatever…

うん、いや、どうでも…。

A: Do you want another beer?

タバコ吸う?

B: No thanks, I’m cutting down on alcohol. But yeah, what the hell! I’ll have one.

いやいいよ、今お酒控えてるんだ。でも、まあ、いっか!1杯もらうよ。

A: There you go!.

そうこなくちゃ!

What the hellを応用した表現まとめ

冒頭の項でも述べたように、What the hellはWhat~?のセンテンスの中で使って驚きや怒りなどの感情を強調し「いったい~なんだ?」というニュアンスをあらわすことができます。

驚きを強調

Oh my God! What the hell are you doing here?!

「ええー!ここでいったい何してるの?」

What the hell is this? Is it even food?

「いったい何なのこれ?食べ物?」

What the hell is going on?

「いったい何がおこってるんだ?」

What the hell happened?

「いったい何が起こったんだ?」

困惑や不快感を強調

What the hell are you talking about?

「いったい何の話してるの?」

話の意味や意図がわからなくて説明を求めていることにもなるし、ちょっと怒って「いや、マジで何言ってるんだよ?」と感情をぶつける時にも使えるフレーズです。

What the hell is everybody doing?!

「みんな何やってんだよ!」

物事がうまく進まないことや重大な失敗に腹を立て、怒りを露わにこう叫ぶこともあります。

What the hellとOh God! / Oh Gosh!のニュアンスの違い・使い分け方

どちらも辞書で引くと、「なんてこった」と出てきますし、どちらも怒りや困惑を含んだ驚きを表現する場合によく使われるフレーズです。

一番はっきりしている違いは、What the hellは比較的若い同士の間でカジュアルな場面に限定して使われること、Oh God、Oh goshは、若い人から年配の人まで幅広く使われることでしょう。ちなみに、goshはGodの婉曲的な表現で、God「神」という宗教的な意味を持つ言葉を使わないよう信心深い人への配慮としてgoshを使う人が多くいます。

また、驚きを表さない場合では、どちらにも「あ~、もう!」というウンザリしたニュアンスもあります。ただし、Oh God / goshには「ああ、嫌だ」というはっきりした不快感が見てとれますが、What the hellのほうは不快な要素が少し薄まり、驚きのニュアンスが微妙に入っています。

Oh my God / gosh / goodnessは、やはり驚いた時やどうしたら良いかわからない時、悲しい時にも使いますが、嬉しい時や楽しい時にもよく使うので、What the hellやOh Godとは少し意味合いが違います。

What the hell類似表現一覧

What the heck!

What the hellとほぼ同じように使えますが、より許容範囲の広い言葉です。公共の場や職場、よく知らない相手と話す時もこちらを使ったほうが良いでしょう。

What in God’s name

「いったい全体」という意味で、より驚きや信じられない気持ちが強調されている表現です。What on earthと同じようにセンテンスの冒頭に置いてWhat inGod’s name is that?のように使います

Damm!

あまり上品ではありませんが、「くそっ」「しまった」という意味でつい口にするフレーズです。若い男性はクールな車やセクシーな女性など見たときに「すげぇ!」というニュアンスで使うこともあります。Damm it!になると「くそっ」とネガティブなほうの意味だけになります。

No way! / Seriously?

どちらも、「ありえない」「信じられない」「マジか?」「ウソだろ!」といった驚きを表現する時に使います。

Holly cow! / Holly crap!

Oh my god/goshに近いイメージで、驚きの要素が強く、良い意味でびっくりした時にも多く使います。

Oh come on!

「なんなんだよ!」といら立ちを表す時に使います。

It doesn’t matter.

「関係ない」「どうでもいい」という意味でのWhat the hellと同じニュアンスです。しばしばItを省略してDoesn’t matter.と言うことがあります。

I don’t care. / Who cares? / Whatever./So what?

これも「どうでもいい」「気にしない」「だから何だよ?」というそっけない、あるいは強めに言うと「知ったこっちゃない」「かまうもんか」というニュアンスになります。

Why not?

「いいじゃん」というニュアンスのWhat the hellをもう少しポジティブにした表現です。

Screw it / F**k it

「知ったことか」と吐き捨てるように使うことが多いフレーズですが、「しょうがないか」「まあいっか」というニュアンスでもWhat the hellと同じような場面で使います。

【番外編】What the hellの表現が使われている曲を紹介!

「What the Hell」by Avril Lavigne

2002年に17歳でデビューし世界的ポップスターとなったカナダ出身のシンガーソングライター、アヴリル・ラヴィーンが2011年にリリースしたこの曲は、日本のバラエティ番組でも使われていたので知っている人も多いかもしれません。

アブリルはこの時20代半ばを過ぎていましたが、デビュー当時のはじけるような明るさを彷彿とさせる彼女らしいポップ・ロックで、恋に奔放な女性の自由な恋愛論を歌っています。どうやら彼氏の友だちといちゃいちゃしていた彼女が、彼氏に対して「楽しいからやめられない」と悪びれる様子もありません。そんな彼女に「一緒にいてくれ」と懇願する彼。しかし彼女はこう言い放ちます。

All my life I’ve been good, but now whoa,I’m thinking what the hell.

人生ずっといい子だったけど、今思うの。もうそんなの知ったこっちゃないって。

まとめ

What the Hellが考える前に自然と口から出てくるようになるとかなりネイティブ・スピーカーの話す英語の感覚が身についてきた証拠ですが、一方で、空気を読まない場面で相手が誰であろうと気にせず言ってしまう危険もあります。シチュエーションによっては、What the hellより適している表現は他にもたくさんありますので、様々な表現も使い分けられるようになると、英会話上級者に一歩近づいたと言えるでしょう。

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