TOEIC×就活のギモンを一挙解決!嘘はばれる?無双できるスコアは?何点必要?

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就職活動をする際に悩むのが履歴書の内容ですよね。

できるだけ多くの強みを盛り込んで他の就活生と差を付けたいと誰でも思うことでしょう。

履歴書に書く際に迷うことの一つがTOEICのスコアではないでしょうか。

実際にTOEICを受けたことがある人は多くても、自分のスコアが就活に役立つスコアなのかどうか分かりませんよね。

ここでは、「TOEICのスコアが就活にどのくらい影響を与えるのか」、そして「どれくらいのスコアを持っていると就活に有利に働くのか」といったことに悩んでいる方のためにTOEICのスコアがどれくらい就活に影響を与えるのかについてご説明します。

「TOEICスコアって本当に就職に有利なの?」「TOEICのスコアがいらない職場だってあるんじゃないの?」と疑問を抱いている人のためにも、色々と調べてみました。

この記事を参考にして、就活で勝ち抜いてくださいね。

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<目次>

TOEICスコアは、就活時に重要になる/インターンの選考にも使われる

一般的に企業規模が大きくなるほどTOEICのスコアが重視される傾向にあります。

上場企業の約7割が採用時にTOEICのスコアを確認していることが分かっています。( 2013年「上場企業における英語活用実態調査」)

多くの企業のES(エントリーシート)にはTOEICスコアを記入する欄があり、企業によってはこのスコアを書類の選考基準に用いることもあります。

中小・零細企業であればTOEICのスコアを必要としない会社も多くありますが、上場企業やグローバル企業で就活する場合にはTOEICのスコアは非常に重要になります。

就活の第一関門でもあるインターンの選考の際にTOEICのスコアが使われることもあります。

計画的に受験をして、スコアを準備しておく必要があることが分かります。

TOEICスコアをアピールして就活に成功した先輩たちの就活体験記

TOEICでハイスコアを持っている場合、ESが通過しやすいだけではなく、企業からの「逆スカウト」の可能性も広がります。

TOEICスコアを持っていることで就活に成功した先輩に共通することがあります。

それはスコアそのものをアピールするのではなく「地道な努力ができる」「現在も勉強を継続している」姿勢をアピールしていることです。

企業は「目標達成能力のある人間」や「計画性のある人間」を求めていますので、向上心のある姿勢をアピールすることが大切です。

就活時に気になるTOEICスコアのボーダー・足切りラインを解説

自分の持っているスコアで就活を乗り切れるのか心配な人もいるでしょう。

企業によってはTOEICスコア基準を設けているところもありますので、自分の希望する企業の情報をチェックしましょう。

基準スコアで足切りとするかどうかは企業によって違います。

以下にスコア基準を設けている企業の一例をご紹介します。

500以上・・日立製作所、川崎重工(プラント関係)、パナソニック(ソフトウェア設計)、他

600以上・・日本アイ・ビー・エム、全日本空輸、日本オラクル、第一実業、他

650以上・・オリックス、三菱日立パワーシステムズ、東芝機械、矢崎総業、他

700以上・・ファーストリテイリング、ジーシーアークレイ、三菱電機(営業)、他

730以上・・日産自動車、武田薬品工業、

750以上の企業については「外資系・総合商社で働くなら~」のところでご紹介します。

(出典:サウスピーク)

大学生のTOEIC平均スコアは567点

TOEICでは公開テストのスコアとIPテストのスコアを開示しています。

2018年度の大学生の公開テストの平均スコアは「567 (L313/R254)」です。

一方、団体受験の IPテストの平均スコアは454 (L257/R197 )」となっています。

IPスコアの平均は学年によって大きな差があり、大学3回生:492(L281/R212)、大学4回生:522(L295/R227)という結果が出ています。

自主的に受験するTOEICの方が団体受験よりも平均得点が大幅に上回ることが分かります。

TOEICスコア平均 リスニング リーディング
公開テスト 567 313 254
IPテスト 454 257 197

(TOEIC DATA&ANALYSIS2019/ 2018年度受験者数と平均スコア)

履歴書に書いてもいいTOEICスコアは560点から

2019年の「社員・職員に期待するTOEIC Programの平均スコア」の統計によると新入社員に期待されるスコアは「535点」です。

2013年の統計では「565点」だったので30点下がっています。

535以上であれば履歴書に書いても良さそうではありますが、2018年度の大学生のTOEIC公開テストの平均点が567点です。

535点では平均より下回るスコアになってしまいます。

そのため、履歴書に書く場合の最低点は560点が妥当と言えるでしょう。

600点以上であれば、平均スコアを上回るので少し差をつけることができますね。

入社時期待スコア(平均)
2013年 2019年
新入社員 565点 535点
中途採用社員 710点 560点

TOEIC DATA&ANALYSIS2019/ 2018年度受験者数と平均スコア

就活で有利に働くTOEICスコアは700点から

一般企業で「英語が得意です」と自らの英語力を就活でアピールできるスコアは700点からになります。

将来的に英語を使う仕事もできるだろうと認識される可能性が高くなり、周りの就活生より英語面で有利に立つことができます。

外国語大学や外国部学部出身であれば、求められるスコアがもう少し高い場合もあります。

外資系企業や商社内定を目指す場合は、TOEICスコア700点では周りの就活生と互角で戦うことは難しくなります。

外資系・総合商社で働くなら800点は欲しいところ

外資系のトップ企業や総合商社を目指すのであれば800点以上が必要になります。

スコアのみならず、実践力も必要とされる場合もあるため、TOEIC S&Wでハイスコアを持っておくことも有利になります。

中には860点以上を求める企業もあるので、グローバル企業での就職を考えている人は800点後半以上を目指すと良いでしょう。

スコア基準を設けている企業の一例(~700については「就活時に気になるTOEICスコアボーダー・足切りライン」をご参照ください)

750以上・・アマゾンウェブサービス(AWS)、ジェーティービーGSK、他

800以上・・楽天コナミデジタルエンタテインメント、サテライト(海外担当)、大阪ガス(国際会計)

850以上・・オーストラリア大使館(商務官)

860以上・・野村ホールディングス(グローバル型社員)

900以上・・外資系エグゼクティブサーチファームリソース・グローバルプロフェッショナル・ジャパン

900点を持っていれば就活では無双できる?

2018年度の公開テストのスコア分布統計によるとTOEIC900以上のスコアを持っている人は全体の3.4%です。(公式データでは895以上の分布)

受験者全体の上位3%というだけに、就活では他の就活生と大きく差をつけることができます。

TOEIC900を持っているとESで落とされることが少なくなり内定のチャンスが増えます。

「努力できる人材」を探している企業としては、長い学習時間を必要とするTOEICで900点を取っているというのは分かりやすい指標になるのです。

面接時に自らTOEICのスコアに触れるのは無粋ですが、面接官から話を振られた際には謙虚な態度を取りつつも、志望動機や将来の姿とTOEICの努力を絡めて自己PRをすると良いでしょう。

TOEICスコアは就活にいらない?意味ない?TOEICスコアを参考にしている企業の割合は?

TOEICのスコアはどんな仕事を目指す場合にも必要なのでしょうか?

答えは「NO」です。

仕事で英語を使う可能性が無い職種や中小・零細企業であれば、履歴書にTOEICのスコアが記載されていたとしても参考程度にしかしないことがあります。

2013年の「上場企業における英語活用実態調査」によると採用時にTOEICのスコアを参考にするかという質問に対し「参考にしている27.6%」「参考にすることがある41.7%」と答えたのは全体の70%でした。約7割の上場企業がTOEICを重視していることが分かります。

ところが、2019年の「英語活用実態調査」(対象:企業・団体・ビジネスパーソン)の調べによると、新卒採用の際にTOEICスコアを「要件としている」、又は「参考にしている」企業は全体のうちの49.1%、「新たに要件・参考とする可能性がある」企業は6.3%でした。

就活の際にTOEIスコアを必要とする企業は全体の半分強(55.4%)といったところです。

外資系、商社といった「グローバル企業」や大手企業、研究職に就く場合はTOEICスコアが必要ですが、必要としない会社もあるということを頭に入れておくと良いでしょう。

2013年「上場企業における英語活用実態調査」

2019 英語活用実態調査 企業・団体 ビジネスパーソン

TOEICスコアで嘘をついたらどうなる?ばれる原因とばれた時のリスク

履歴書にはできるだけ自分の長所や持っている資格を盛り込みたいと思うのは誰でも同じです。

TOEICのスコアで嘘をついた場合はばれるのでしょうか。

「100%バレる」とは言い切れませんが、多くの場合ばれてしまうことがあります。

採用をする面接官は人事担当なので面接のプロです。

履歴書を基に会話をする中で誤魔化しがあった場合に見抜かれることは少なくありません。

企業によっては、資格の証明書、スコア表の提出を求められる場合もあります。

また、入社後に団体受験でTOEICを受けさせる会社もあります。

入社後に嘘が発覚した場合は、処罰の対象になります。

解雇理由にもなりますので、嘘のスコアを書くことはおすすめできません。

発覚後に解雇されなかったとしても、信用を失うので働きづらい環境が待っています。

スコアに自信がない場合は履歴書に書かずに、TOEIC以外でアピールできるポイントを探しましょう。

TOEICにはいろいろな種類があるけれど、どれが就活で評価される?

TOEICにはいくつか種類があるのをご存知でしょうか。

TOEICには3つの種類があり、一般的にわたしたちが「TOEIC」と呼んでいる試験は「TOEIC Listening & Reading」のことです。

通常、就活の際に履歴書に書くスコアも、この「TOEIC Listening & Reading」になります。

TOEICの種類 概要 就職で評価される
TOEIC Listening & Reading Test 一般的なTOEICテスト
TOEIC IP Test 上記テストの団体受験
TOEIC Speaking & Writing Test 中上級向け、国際的な環境で使える英語力を測るテスト
TOEIC Bridge Test 初中級向けのコミュニケーションテスト

TOEIC IPテストは、普通のTOEICテストを大学などで団体受験した際のものです。

問題形式はTOEICテストと全く同じなのですが、スコアの認定証が公式認定証ではなく「スコアレポート」になるという点です。

公開テストと同様に就活時にスコアとして提示できます。

TOEIC Speaking & Writing Test (S&W)は、2007年から新たに導入されたテストです。

「国際的な職場環境において、効果的に英語でコミュニケーションをするために必要な話す、書く能力を測定するテスト」であり、ビジネスシーンを想定した問題が出題されます。

スピーキング、ライティング各200点満点の400点満点のテストです。

スピーキングとライティングの実践能力を測るテストなので、グローバル企業や英語の即戦力の求められる職場で必要とされるテストです。

TOEICでハイスコアを持った上でTOEIC S&Wのスコアを取得すると外資系企業では有利になることでしょう。

TOEICでハイスコアを持っていることで間接的にアピールできる要素

企業によって、スコアの基準値は違いますが、取れるのであれば可能な限りハイスコアを持っておくことが就活の際有利なポイントになります。

英語を使う仕事でない場合であっても、TOEICのハイスコア取得の難しさは人事担当も分かっています。

そのため「継続力」や「目的達成能力」を認めてもらうことができるのです。

また、面接の際の話題になることもあり自己PRをすることができます。

ただし、TOEICはあくまでも「評価の一つ」にすぎません。

英語力だけではなく、自分自身の個性やアピールも大切です。

学歴別でTOEICスコアの評価は変わる?

「学歴フィルター」という言葉をご存知でしょうか。

企業側が採用時に特定の大学出身以外の学生をその選考から外すというものです。

同じようなものとして「英語フィルター」というものも存在するようです。

・国立上位・早慶上智レベルの大学・・TOEIC600点

・MARCH・関関同立レベルの大学・・TOEIC700点

・日東駒専・産近甲龍・大東亜帝国レベルの大学・・TOEIC800点

大手日系企業に内定するための必要なTOEICスコアは出身大学のレベルによって「100点」変わってくることが分かっています。

とはいえ、TOEICのスコアが全てではありませんので、海外・国内インターン経験や部活動、プログラミングスキルなどの経験があればPRをするようにしましょう。

(参照:サウスピーク)

就活でアピールするためには、いつまでにTOEICスコアを受けるべき?

就活が始まると自己分析やエントリーシート作成、企業研究や面接・筆記試験対策、OB訪問としなくてはならないことが目白押しです。

就活解禁前にTOEICのスコアを持っておく必要があるので、就活解禁の2か月前までにはTOEICの申込を済ませておきましょう。

就活解禁前もやることが多いのですが、TOEICテストのスケジュールを確認して計画的に受験をしましょう。

(21卒の場合は、2020年3月が3年生説明会解禁です)

TOEICでハイスコアを持っていても、内定を獲得できない人の特徴

ハイスコアを持っているのになかなか内定が決まらないのはこんな人です。

・スコアの良さのみをアピールする

就活で重要視されるのは「人柄」です。

会社としても、長きに渡りまじめに働き会社に貢献してくれる人材を探すわけですから、スコアがあるだけでは評価されません。

自慢のように点数をひけらかすこともネガティブな印象を与えるので注意しましょう。

・コミュニケーション能力が低い

社会人として必要とされる力はコミュニケーション能力です。

「高学歴=仕事ができる」という構図は現代では成り立たず、TOEICやその他の資格、学歴を「持っている」だけでは、就職活動は乗り切ることができません。

TOEICでハイスコアを持っていること自体は評価対象になります。

面接の際には、面接官が必要としている情報を正確にキャッチし、自分の魅力や仕事に対する姿勢をできる限り上手に伝えることが大切になります。

まとめ

就活において大切なのは事前準備をきちんとすることです。

企業研究や自己分析、そして入社後の自分をイメージして面接に臨みます。

自分の受ける企業の理念や求める人材像を把握し、自分の将来像を描く必要があります。

就活までにまだ時間のある方は今からでもTOEICの勉強に取り掛かりましょう。

希望の企業から内定を勝ち取る可能性を高めるためにもスコアアップを狙いましょう。

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