a couple ofの意味や答え方は?具体的なシーンや例文、類似表現を解説!

 

a couple ofの意味や発音・アクセント

a couple ofの意味

coupleは「一対」「二者一組」という意味を表す名詞です。a couple ofとなると、aという冠詞が着くので一対の物が1組であること、その後のofの後には一組の物の対象となる可算名詞である人や物などが続きます。ですので、基本的には「2つの」という意味で使われることが多いのですが、はっきり限定した2という数字ではなく「2、3」という少し幅を持たせたあいまいな数量を表すこともできます。「少しの」「数人/数個の」というふうに訳されることもありますが、a couple ofと聞いて頭の中に描くイメージは、はっきりと2つ、または2、3の少量であって、4以上のものには使われません。

a couple ofの発音・アクセント

最初のaは口を軽く開け口も舌も喉もすべてリラックスさせた状態で喉の奥から口の中に軽く音を押し出すように発音します。それほど強く口の中から外に音が出て行かず、喉出てきて口の中で留まるイメージをしてみてください。coupleは音にするとカァポとなりますが、最後のleの部分のlは舌先を上の前歯の裏に押し付けて止めます。このlは続くofのoにリンクするので、couple ofはカァポロヴとなります。最後のfは軽く上の前歯で下唇噛んで、あるいはこするように発音します。カタカナのブと発音しないようにしましょう。

a couple ofを使う時の具体的なシーンや含まれるニュアンス

英語では、ほとんどの名詞の前にa、theの冠詞か、much、many、someなどの数量形容詞がつき、日本語にはない感覚ですので、英語学習者にとっては悩ましいものです。数量形容詞を使いこなせるようになるにはたくさん英語に触れる必要がありますが、日本語を話す私たちにとってなかなか感覚がつかみにくいのは、特にsomeのような日本語では訳されることのない隠れた数量形容詞でしょう。Would you like some tea?は「紅茶はいかがですか?」訳されますが、someにあたる日本語はどこに入っているの?と首をひねる方もいるかもしれませんね。あえて訳すなら「いくらかの」、もう少し自然な形でsomeが入るニュアンスを日本語で表すなら「紅茶でもいかがですか?」となります。

こうしたあいまいな数量形容詞に対し、a couple ofは、「数えられる名詞が2つ、または2、3」という明確な訳ができるため、もう少し使い方がはっきりしています。a couple ofを自然に使えるようになると、数量形容詞への苦手意識が少し軽減されるのですが、a couple ofも実は2に限定しているのか2、3を指しているのかの境界線があいまいなので、注意が必要です。例を挙げながら微妙な違いを見ていきましょう。

2つの、対の

2つと限定するのであればtwoで良いのですが、ネイティブ・スピーカーはa couple ofを好んで使います。Can I have a couple of doughnuts please?「ドーナツを2ついただけますか?」、 There were a couple of chairs on the stage.「ステージの上には2脚のいすが置かれていました」のように使います。a couple of chairsは、ただ数量として「2脚」という意味でもあるし、場合によっては「1対の」といいうことを意味している場合もあります。

2、3の

だいたい頭の中には2を思い浮かべつつ、3である可能性もある、というようなニュアンスで、「2、3の」という意味のa couple ofを使うこともよくあります。はっきり数えなくても良いような物の数量を「少し」と表現したい場合に、I had a couple of drinks with my friend last night.「昨夜友だちと2、3杯飲んだんだ」のように言ったり、時間を表す時にはっきりと限定された期間が定まっていないような場合に、Can you give me a couple of minutes?「2、3分だけ時間をもらえますか?」、Why don’t you take a vacation and come visit me in Paris for a couple of weeks?「休暇を取って2、3週間ほどパリに遊びに来たらどう?」のように使われます。

a couple ofに関してよくある勘違い

a couple ofは、学校の英語の授業ではおそらく主に「2、3の」という意味として習う人が多いと思います。それ自体は間違った認識ではないのですが、実はネイティブ・スピーカーの間では、2、3のという意味で使われることと同じくらいの頻度で「2」に限定して使っている場合が多いので、あいまいに「2、3」というつもりでa couple ofと言っても、相手は「2」と受け取ってしまうことがあります。このニュアンスの違いは微妙なので、状況から考えてはっきり判断ができない場合は、お互い再度数字で確認しあう必要があることもあります。

前に、時間的な物は「2、3」として使われることが多いとご説明しましたが、期日について話しているようなシチュエーションでは、「2」に限定しているとイメージする人が多くなります。例えば、こちらは「2、3日後には提出できるかな」と幅を持たせたつもりでI can submit it in a couple of days.と言っても、相手は「2日後に」ととらえてしまうかもしれません。はっきりさせたい場合は確認でyou mean in two days?/two days from today?「つまり2日後?」と聞いてくるでしょう。逆に相手がcouple of daysと言った場合も、勝手な思い違いでミスコミュニケーションが起こる可能性がありますので、はっきりと確認したほうが良いでしょう。

どちらの意味で言っているのかは、前後の文脈や指している事がら、シチュエーションから判断し使い分けをします。もしカフェなどで何かを注文する場合に、Can I have a couple of muffins?と言えば、注文で「マフィンを2、3個」とあいまいに言っているわけはないので「2個」と判断でます。また、I lived in Tokyo for a couple of years until last year.「昨年まで東京に2年間住んでいました」というような場合、つい最近のことで2年間だったか3年だったか忘れることもないでしょうから、2年間とはっきり限定していると考えて良いでしょう。逆に、for (just) a couple of ~. 「ほんの~の間」という表現の場合は、for just a couple of hours「ほんの数時間の間に」、for just a couple of decades「ほんの数十年間の間に」というように、2に限定せず「数時間・数十年間」というニュアンスになります。それでも、3より大きい数字は決してこのイメージの中には含まれませんので、3またはそれ以上を意味する場合はa fewやseveralを使ったほうが良いでしょう。

a couple ofをビジネスやメールでも使える表現に言い換えると?

a couple ofは「2、3の」という意味も含むため、あいまいなニュアンスになります。はっきりと「2」を表す意味で使い、相手もその意図を正確に読み取れる場合であればa couple ofを使ってもかまいませんが、ビジネスの場では基本的に、含みを持たせて相手を惑わせるようなことはあまり好まれず、可能であるならはっきり明確に数字を言ったほうが好ましいものです。もしあいまいに「2、3」と言いたい場合には、次のように数字を使った別の表現に変えるとよりプロフェッショナルな印象になります。

two or three

1つの数字に限定はしていないので「2、3」とあいまいなことを指す表現にはなりますが、言葉として数字を明言することで2か3に限定していることになり、イメージ、ニュアンスとして、あいまいさよりも明確な印象のほうが残りやすくなります。よりはっきりさせるために、さらにこの後にno more than three「3を超えるということはない」と付け加えるのも良いでしょう。

なお、メールや文書で書く場合には、金額やパーセンテージなどの数値はアラビア数字のほうがわかりやすいのですが、言葉として表現する場合にはtwo、threeとアルファベットで表記します。

two to three(two-to-three)

「2~3(の間)」という幅を示す表現です。下記の例は、ビジネスの場でよく使われるプロフェッショナルな響きのある表現ですので、覚えておくと良いでしょう。

two to three times that of ~

「~のそれより2倍から3倍の」※2つのある物の中の、それぞれの対比となる一部について比較する場合の言い方

two to three times as many/much as

「2~3倍多くの」

in groups of two to three

「2~3(人・個)で一組になって」

in the coming two to three years

「向こう2~3年のうちに」

a couple ofを活用した例文・会話文

A: Hey, Sarah and I just decided to go to Hawai for this winter vacation! You should come with us!

へえ、サラと私、この冬休みにハワイに行こうって決めたとこなんだけど、あなたもぜひ行こうよ!

B: Wow, sounds exciting! But…I’m not sure if I want to. I need a couple of days to make up my mind. I have a thing to sort out.

ワオ、楽しそうね!でも…まだ行きたいかどうかわからないな。決めるのに2、3日必要ね。解決しなきゃいけないことがあって。

A: Oh, I get it. Things are not going well with Ken, right?

あー、そっか。ケンとうまくいってないんだよね?

B: We’re gonna talk about it over the weekend so I’ll let you know next Monday.

週末にかけて話し合うつもりだから、来週月曜に返事するね。

A: Let’s cook something with what we have in the fridge.

冷蔵庫にある物で何か作ろうか。

B: What do we got?

何がある?

A: We have a head of cabbage, a couple of eggs, and some sliced pork…,

キャベツが1玉に、卵が2個、豚肉のスライスが少し…

B: Do we have flour?

小麦粉はある?

A: Yeah.

うん。

B: OK, then how about okonomi-yaki? Have you had it?

よし、じゃあお好み焼きはどう?食べたことある?

A: Yeah, a couple of times. Okonomi-yaki sounds good to me.

ああ、2、3回ね。お好み焼きでいいよ。

A: Can I ask you a couple of questions?

2つほど質問してもいいですか?

B: Shoot.

聞こう。

A: Why do we still use paper materials for meetings when everyone has a laptop.

なぜ今だに会議で紙の資料を使うんですか?みんなノートパソコンを持ってるのに。

B: Good point. Let’s talk with the boss and suggest going paper-less from the next meeting. What’s the other question?

良いとこ突いたね。早速ボスに話して次の会議からはペーパーレスにするよう提案してみよう。で、もう一つの質問は?

A: Actually I have two more questions and they are not work-related.

実はあと2つあって、どちらも仕事に関係ない事なんですが…

B: OK, why don’t we talk about them over lunch?

よし、ランチしながら話そうか?

a couple ofを応用した表現まとめ

a couple of ~ more / a couple more ~

「あと2、3~多い」という表現。after a couple of minutes more「さらに数分後」、a couple more steps「あと数段階」というように、ofを使う場合と使わない場合がありますが、a couple of more daysのようには使わないので注意しましょう。

every couple of days

「1日おきに」「2日ごとに」または「2、3日ごとに(1、2日おきに)」という意味です。2日目が来るごとに、ということなので、間には1日だけおき、「2日に1回」という意味になります。同じ「2日ごとに」「1日おきに」という表現は他にも、every other day /every second day / every two daysがあります。

ちなみに、「2日おきに」「3日ごとに」はevery third day/every three daysとなります。

the first/the last couple of ~

the first couple of monthsとすれば「最初の2か月」または「最初の2、3か月」、the last couple of daysとすると、「最後の2日」「最後の2、3日」あるいは「ここ2日間/2、3日間」という直近の過去を示す意味にもなります。

the past/the next couple of ~

the past couple of daysというと、前述のthe last couple of daysのうちの「ここ2日間/2、3日間」という意味と同じく直近の過去を表します。the next couple of monthsは「次の2、3か月間」で、すぐ先に起こる未来の2か月間または2、3か月間を示します。

in a couple of shakes

in no timeと同じ意味で、「すぐさま」「一瞬にして」「時を移さず」という表現です。

a-couple-one-a-dem

スラングで、数がいったいいくつなのかわざと困惑させるようにぼやかす表現です。demはdamnのことで、主に十代の男性がSNSなどで使うあまり品の良くない「すごく」「ひどい」などを表すスラングです。

a couple few

文法的に間違っているのですが、アメリカの南部で2より大きく10より小さい数字を表す場合に使われるスラングです。他の地域でも、数をあいまいにぼやかす時に使います。例えば、「何杯酒を飲んだんだ?」と聞かれて「何杯かね」と、2、3であるかのようなニュアンスを使いつつ実はたくさん飲んだことを伝えるフレーズです。ジョークとしてよく聞かれます。

a couple ofとa fewのニュアンスの違い・使い分け方

どちらも「少しの」という意味で使われるフレーズで、似たシチュエーションで使われ、ほぼ同じ意味で使われることもたびたびあります。

しかし、a couple ofには明確に2~3という幅があり、それより大きな数の意味では使われません。また、2という数に限定して使われることもあるため、a couple ofというフレーズを聞くと、通常は頭の中に2をイメージします。

一方a fewは、2~5という少し広めの幅になります。この幅には個人差があるようで、a couple と同じようにa fewも2、3という意味で使い4以上になるとsomeやseveralを使う人もいますし、a coupleは2、3、a fewは3以上と両者をはっきり使い分けている人もいます。また、「それほど多くないいくつかの」くらいのざっくりしたイメージでa fewを使う人も多いようです。

ちなみに、quite a fewという表現があり、quiteがつくと「かなりの数の」という意味になるので注意が必要です。

a couple ofの類似表現一覧

a little

a couple ofやa fewは数えられるもの(可算名詞)に限定したものを「少し」と表す時に使いますが、数えられないものを「少し」という場合にはa littleが使われます。We have a little time left.「私たちには少しだけ時間が残されている」というように使います。

a little of/a little bit of

a littleと同じ意味、同じ用法です。a little bit ofは「ほんの少しの」と、さらに少ないイメージになります。

a bit of

「ちょっと」「ほんの少し」と、数えられないもので、「要素が少し」というニュアンスで良く使われます。It was a bi of drama.「ちょっとしたドラマだった」I feel a bit of Japan in it.「ちょっと日本を感じる」という、日本語の「ちょっと」という感覚にとても近いフレーズです。

a pair of

「一対の」という、2つのパーツや物が1組になって初めて形を成す物を数える時に使うのがpair ofです。「対になっている」ことが大前提なので、「2つの」とただ数量を表す意味では使いません。a pair of ~は、1組のという意味です。2組、3組となるにつれてtwo pairs of、 three pairs of ~、となります。

pair ofで数えられる、2つで1セットになって形になっている物には、a pair of glasses「めがね」、a pair of jeans「ジーンズ」、a pair of shoes「靴」、a pair of gloves「手袋」など、または通常は1つでも形になっているけれどデザイン上またはコンセプト上2つを対にして1つの物や作品とみなすようなものにも使うことができます。例えば、a pair of speakers「1対のスピーカー」やa pair of vases「1対の花瓶」のように、スピーカーも花瓶も1個で成り立っているものですが、左右両方のスピーカーで1組としたり、アートとしてテーマのある花瓶で2つで1組とみなされるような場合にはa pair ofを使って表現します。

【番外編】a couple ofの表現が使われている曲を紹介!

「Ob-La-Di, Ob-La-Da」by The Beatles

説明のいらない伝説的バンド、ザ・ビートルズのあまりにも有名な曲「オブラディ・オブラダ」ですが、当初この曲はビートルズの主な活動の場であったイギリスでもアメリカでもシングル化されておらず、先に日本や他のヨーロッパの国々でシングルとしてリリースされています。スカ調の明るいポップな曲調で、市場で出会ったデズモンドとモリ―が結婚し家族を築く、というほのぼのとした幸せを描く曲で、日本ではNHKの「みんなのうた」に起用されたこともあり広く親しまれました。

2番の歌詞で、結婚したデズモンドとモリ―の生活をIn a couple of years/They have built a home sweet home/With a couple of kids running in the yard「数年のうちに彼らは愛しい我が家を建て、2人の子どもたちが庭を走り回る」という情景を描いています。最初のin a couple of yearsは、どちらかというと「数年のうちに」という漠然とした時の流れ、次のwith a couple of kidsは、「2人の子どもたち」を表しています。

「A Couple Of Forevers」 by Chrisette Michele

アメリカの「ソウルの歌姫」として2007年のデビュー以来華々しい活躍を続けている、2009年のグラミー賞受賞シンガー・ソングライターで女優としても活躍の幅を広げる、クリセット・ミッシェル。彼女が2013年にリリースした4枚目のアルバム「Better」からの2曲目のシングルカット曲がこのA Couple Of Foreversです。「永遠」を意味するforeverはもちろん不加算名詞で、a couple of forevers「2つの永遠」という複数形はあり得ないのですが、あえて永遠×2というとてつもなく長い時、という独創的な表現を使って愛を歌ったロマンティックな内容だということは、タイトルを見ただけで想像ができるでしょう。

Nothing can stop love from loving on us/And I’m not asking for much/Just a couple of forevers「私たちに愛が降り注ぐのを何も止めることはできない。私は多くを求めてないの。ただ、いくつかの永遠を」と永遠より長く続く愛を願う女性の気持ちを綴っています。

まとめ

英語は、数量形容詞を使いこなせるようになると、ずいぶんこなれた表現が可能になります。a couple ofは、数量形容詞の中では非常にわかりやすく使いやすい一方で、応用もきき、ただ数量を表すだけでなく微妙なニュアンスの違いも言い表すことができるので、色々なシチュエーションで積極的に使いながら数量形容詞をセンテンスの中に取り入れる良い練習となります。まずは、2つのものや、数えられる2、3のものを言い表す時に、two、around two、about twoといったいつも使ってしまう言葉を使う代わりに、a couple ofを使うようにしてみましょう。ネイティブ・スピーカーっぽい自然な表現にグッと近づきますよ。

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