映画『キャプテン・アメリカ』名言に学ぶ英語表現

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2011年公開の映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(Captain America: The First Avenger)』は、クリス・エヴァンス主演のマーベル作品。

舞台は第二次世界大戦下のアメリカ。病弱ながら正義感に溢れた青年スティーブ・ロジャースが、超人兵士計画により「キャプテン・アメリカ」として生まれ変わり、ナチスの秘密組織ヒドラと戦う姿を描いています。
ヒーロー映画でありながら、人間ドラマとしての深みや「信念を持ち続けることの大切さ」が語られる作品です。

キャプテン・アメリカのセリフがシンプルで覚えやすく、それでいて強いメッセージ性を持っている点で、英語初心者にも取り組みやすい映画です。

“I can do this all day.”

スティーブ・ロジャースを象徴する名セリフ。

“I can do this all day.”
(俺は一日中でもやれるさ。)

戦う力もない弱い青年時代から、キャプテン・アメリカになった後まで、何度も繰り返し口にする言葉です。
この一言には「簡単に諦めない」「どんなに不利でも立ち向かう」というスティーブの不屈の精神が込められています。

日本語字幕では「まだまだやれる」「何度でも立ち上がる」といったニュアンスで訳されます。
原文の “all day” は直訳すると「一日中」ですが、ここでは 時間ではなく「無限の粘り強さ」 を表しています。
短くシンプルな英文が、キャプテン・アメリカという人物像を見事に体現しているのです。

英語表現としてのワンポイントアドバイス

I can do this …
 「これができる」という基本フレーズ。
 例:I can do this by myself.(自分でできるよ。)
all day
 直訳は「一日中」。会話では「ずっと」「いくらでも」という強調表現としてよく使います。
 例: I could eat this all day.(これならずっと食べられるよ。)

*学習のヒント:all day のようなシンプルな強調フレーズを覚えると、会話で気持ちを強く伝えやすくなります。

まとめ

『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は、ヒーロー誕生の物語であり、同時に「信念を持つことの力強さ」を教えてくれる作品です。

英語学習の観点では 初級〜中級者向け
・セリフがシンプルで分かりやすい
・ヒーローらしい短い決め台詞が多く、暗記やスピーキング練習に最適
・日常的に応用できるフレーズも多い

“I can do this all day.” は短いのに力強い、まさに英語学習にぴったりの名言。声に出して練習すれば、スティーブの粘り強さを自分の中に取り込めるかもしれません。

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