映画『イエスマン』のセリフに学ぶ英語表現

2008年公開の映画『イエスマン “Yes Man”』は、ジム・キャリー主演のコメディ映画。監督はペイトン・リード。

主人公カールは、何事にも「No」と言ってばかりで人生が停滞していた中年男性。ある日セミナーで「これからはすべてに“Yes”と答える」と誓ったことから、次々と奇想天外な出来事に巻き込まれていきます。
人との出会いや経験を通して、閉ざされていたカールの心が少しずつ開かれていく――そんな前向きでハートウォーミングなコメディです。

英語学習の観点からは、シンプルで日常的なセリフが多いため、とても聞き取りやすい作品。さらに、“Yes”という短い言葉を軸に、前向きな表現を学べるのも魅力です。

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映画『ミーン・ガールズ』で若者英語&スラングを学ぶ

2004年公開の映画『ミーン・ガールズ(Mean Girls)』は、マーク・ウォーターズ監督、脚本はティナ・フェイ。主演はリンジー・ローハン。

アフリカで育った少女ケイディがアメリカの高校に転校し、学園の女王グループ「プラスチックス」に巻き込まれていくコメディ。
独特のユーモアとティーンのリアルな会話表現が人気で、今なおカルト的人気を誇る作品です。

英語学習の観点では、スラングや10代特有の言い回しを学べるのが特徴。ただし実際の会話で使うには注意が必要な表現もあるので、「こんな言葉が若者文化にはあるんだ!」と知識として楽しむのがオススメです。
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映画『マンマ・ミーア!』の歌詞とセリフに学ぶ英語表現

2008年公開の映画『マンマ・ミーア!(Mamma Mia!)』は、フィリダ・ロイド監督によるミュージカル映画。舞台はギリシャの小島。結婚を控えたソフィ(アマンダ・セイフライド)が、母ドナ(メリル・ストリープ)に内緒で「父かもしれない3人の男性」を結婚式に招待してしまったことから巻き起こる、ドタバタで心温まる物語です。

ABBAの大ヒット曲を散りばめたミュージカル映画としても有名で、歌詞のシンプルで覚えやすい英語は学習にも最適。セリフもユーモラスで実用的なフレーズがたくさん登場します。
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映画『サウンド・オブ・ミュージック』の歌詞に学ぶ英語表現

1965年公開の映画『サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)』は、ロバート・ワイズ監督による世界的名作ミュージカル。主演はジュリー・アンドリュース。

美しいアルプスの風景と共に、今も世界中で歌い継がれる名曲がちりばめられています。英語学習の観点では、歌詞がシンプルで覚えやすいことが魅力。繰り返し口ずさむことで、自然に英語のリズムや発音が身につきます。

今回は、その中から特に心に残るフレーズを3つご紹介します。
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映画『グランド・ブダペスト・ホテル』のセリフに学ぶ英語のイディオム

2014年公開の映画『グランド・ブダペスト・ホテル(The Grand Budapest Hotel)』は、ウェス・アンダーソン監督によるコメディドラマ。主演はレイフ・ファインズ。

舞台は20世紀前半の架空のヨーロッパ。名門ホテル「グランド・ブダペスト」の伝説的コンシェルジュ、グスタヴ・Hと若きロビーボーイのゼロが繰り広げる騒動を描きます。独特の美術やシンメトリーな映像、リズミカルなセリフ回しが魅力で、アカデミー賞美術賞など4部門を受賞しました。

英語学習の観点から見ると、この映画は ウィットに富んだ言葉遊び文学的な言い回し が多く、ユーモアを感じながらリスニングできるのが特徴です。難易度は少し高めですが、洒落たフレーズを学ぶにはとても良い教材になります。

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映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のセリフに学ぶ英語のイディオム

2016年公開の映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー(Manchester by the Sea)』は、ケネス・ロナーガン監督による人間ドラマ。主演はケイシー・アフレックで、彼は本作でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

物語は、兄の死をきっかけに故郷マンチェスターへ戻ってきたリー・チャンドラーが、甥の後見人になることを通して過去の悲劇や罪と向き合う姿を描きます。愛する人を失った悲しみや「赦し」をテーマにした静かで重厚なドラマです。

この映画で英語学習をする面白さは、派手な台詞回しではなく、静かでリアルな日常会話のリズムを聞けるところ。感情を抑えた会話や、口語的な省略表現が多く、実践的なリスニング練習になります。
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映画『ビッグ・フィッシュ』名言で学ぶ英語の過去形・比喩表現

2003年公開の映画『ビッグ・フィッシュ(Big Fish)』は、ティム・バートン監督によるファンタジードラマ。主演はユアン・マクレガーとアルバート・フィニー。

物語は、誇張された冒険譚を語り続ける父エドワードと、その物語を信じきれない息子ウィルとの関係を軸に描かれます。やがてウィルは、父の物語の真意や人生への姿勢を理解し、親子の絆を取り戻していくことになります。

英語学習の視点で見ると、この映画は ストーリーテリングの英語にあふれています。過去の出来事を語るための過去形表現や、感情を詩的に描く比喩がとても多く、リスニングにもスピーキングにも役立つ教材になります。
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映画『ビューティフル・マインド』名言に学ぶ英語表現

2001年公開の映画『ビューティフル・マインド(A Beautiful Mind)』は、ロン・ハワード監督によるアカデミー賞受賞作。主演はラッセル・クロウ。

この映画は、天才的な数学の才能を持ちながら統合失調症に苦しんだ実在の人物、ジョン・ナッシュの半生を描いています。若き日の成功、病との闘い、そして妻アリシアの支えによる再生の物語は、知性だけでなく人間の愛や絆の強さを教えてくれるものです。

英語学習の観点からは、アカデミックな数学的会話と、感情を込めた日常会話の対比が学べる点が面白い作品。抽象的なテーマも出てきますが、心に残るシンプルで詩的なセリフも多いので、リスニングや表現力を広げたい人におすすめです。
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映画『グッド・ウィル・ハンティング』名言に学ぶ英語表現

1997年公開の映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(Good Will Hunting)』は、ガス・ヴァン・サント監督による感動の人間ドラマ。主演はマット・デイモンとロビン・ウィリアムズ。脚本はマット・デイモンとベン・アフレックが手掛けました。

物語は、天才的な数学の才能を持ちながらもトラウマと孤独を抱える青年ウィルと、セラピストのショーンとの交流を中心に展開します。友情、愛、そして「自分を受け入れることの大切さ」がテーマとなった作品です。

この映画の英語は難しい専門用語が少なく、日常的な会話や感情を込めた短いフレーズが多いのが特徴。英語学習の観点でもとても学びやすい作品です。

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映画『君の名前で僕を呼んで』名言に学ぶ英語表現

2017年公開の映画『君の名前で僕を呼んで(Call Me by Your Name)』は、ルカ・グァダニーノ監督による青春ラブストーリー。主演はティモシー・シャラメとアーミー・ハマー。

舞台は1983年の北イタリア。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)と、父親の研究助手としてやってきた24歳のオリヴァー(アーミー・ハマー)の、ひと夏の恋と成長を描きます。
アカデミー賞脚色賞を受賞した繊細で美しい脚本、イタリアの風景とクラシック音楽が織りなす雰囲気は、観る人の心に静かな余韻を残します。

この映画で英語学習をする面白さは、日常的な家族の会話や若者同士の軽いやりとりから、感情を込めた詩的な告白や哲学的な対話まで幅広い英語に触れられる点です。リスニング力を高めたい人にぴったりの作品です。この映画では、英語の他にイタリア語やフランス語も話せれており、エリオの知性や家族の文化的な雰囲気がよく表れていますが、やはりメインは英語が使用されています。
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