
2010年公開の『トイ・ストーリー3(Toy Story 3)』は、ピクサー・アニメーション製作、リー・アンクリッチ監督による大ヒット作。アンディが大学進学を控え、子供時代から遊んできたオモチャたちとの別れが描かれます。
おもちゃたちが保育園に迷い込み、新しい仲間と出会ったり危険を乗り越えたりしながら、「持ち主に愛されること」の意味を改めて考えていく物語で、感動とユーモアにあふれています。
英語は短いフレーズが多く、日常でそのまま使える表現も豊富。子ども向け映画ですが、大人が観ても深いテーマに触れられるので、英語学習にも最適です。
“So long, partner.”
(じゃあな、相棒。)
ラストでウッディがアンディに向かって言う名セリフ。
・so long:別れの挨拶。「じゃあね」「さようなら」→”しばらく会えない別れ”に使える表現で、“Goodbye” より柔らかい雰囲気。
・partner:相棒、仲間
シンプルなのに心を揺さぶる一言で、友情と別れの切なさが凝縮されています。「さようなら、相棒」と直接的に訳されることが多いですが、ニュアンスとしては「永遠の友情を込めた別れ」です。
“We’re all in this together.”
(俺たちは一緒だ。)
仲間たちが危機に直面したときのウッディの言葉。
・all in this together:「みんなで一緒にやっている」=「団結している」→団結を強調する表現で、日常英語でも応用可能です。
チームワークを大切にするメッセージで、日常会話でも励ましのフレーズとして使えます。字幕では「みんな一緒だ」とシンプルに訳されますが、原文のリズム感がより力強く感じます。
“You’ve got a friend in me.”
(君には僕という友達がいる。)
シリーズを象徴するフレーズで、主題歌のタイトルでもある言葉。
・you’ve got …:「君には〜がある」
子ども同士の会話にも、大人の友情表現にも使える心温まる言葉。「相手に安心感を与える言い方」として便利です。
例:You’ve got me.(俺がついてるよ)
字幕では「君はともだち」と短く訳されることが多いですが、英語では「僕が君の友達だよ」という安心感が強く出ています。
まとめ
『トイ・ストーリー3』は、友情・別れ・新しい出発を描いたシリーズ屈指の感動作。
・英語は短くて覚えやすく、暗唱に最適
・仲間や友情を表す表現が多い
・英語学習者には 初心者〜中級者向け
“So long, partner.” は、ウッディとアンディだけでなく、観客にも「友情の尊さ」を伝えてくれる不朽の名セリフです。